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The role of animacy in sentence processing

Research Project

Project/Area Number 20K13040
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 02060:Linguistics-related
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

カンダボダ パラバートブッディカ (カンダボダ B.パラバート)  立命館大学, 国際教育推進機構, 准教授 (80717679)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywords心理言語学 / シンハラ語 / 実験 / 反応時間測定 / 言語学 / 実験手法 / 有生性 / スリランカ
Outline of Research at the Start

本研究は、文処理(文を正確に理解すること)をどのような情報を基に行っているかを実証的に検討するものである。本研究の目的は、文処理の際に情報を提供される有生性(無生名詞・有生名詞)が認知処理においてどのような役割を果たすかを明らかにすることである。
具体的には、シンハラ語を題材に、文の認知処理に焦点をあて、無生名詞(例えば、イス、テーブル等)、有生名詞(例えば、人間、動物)とではどの文が迅速かつ正確に処理されているのかについて実験研究を行う。

Outline of Annual Research Achievements

本年度は、受け身文を使った文処理実験を実施しました。23年度の後半、10月ごろから準備を行いました。具体的には、先に取得したシンハラ語母語話者による自由執筆課題の能動文の内容を基に受け身文をパソコンを使った実験用に準備しました。結果、二つの実験を用意することができました。
一つの実験は、主語+目的語(格助詞があるパターン)+動詞、と、もう一つの実験は、主語、目的語(格助詞がないパターン)+動詞としました。一つの実験には96の刺激文をセットした。しかし、全体では、一つの内容で次の刺激文を用意した。具体的には、分析用の刺激文として正しいYES反応の文24、正しいNO反応文24、分析しないダミー文YESとNOそれぞれ24(合計48)です。実験は、ノートパソコンを3台使って行いました。なお、実験実施において、現地大学の先生の実験協力者としてかかわっていただきました。今回の実験は、スリランカ現地にて実施することにしました。参加者は、本実験は基本的にコロンボ中心にあるシリジャヤワルデナプラ大学の大学生としました。しかし、予備実験は、一般の方で実施しました。実験には、シリジャヤワルデナプラ大学の学生60名が参加してくれました。現在、そのデータの整理をしているところです。今後は、データ整理を完了したら分析の準備をしたいと考えています。
加えて、本年度は、昨年に実施した能動文の実験に関する論文執筆もある程度進めることができました。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究は、人を対象としたものです。昨今突然変化した社会的状況による当初計画していた研究の進み方、つまり2020年と2021年実験の実施ができませんでした。しかし、2022年に何とか最初の実験実施ができ、分析結果も期待していた内容であります。
自己評価では、今回申請した研究実施計画の6割程度は完成していると考えています。

Strategy for Future Research Activity

2024年度は以下の内容で研究を進めていきたいと考えています。
まずは、4月~9月までの間は、現在執筆している論文「シンハラ語の話し言葉の文処理における有生性の影響」を完成させ、国際ジャーナルへ投稿したい。
次に、2024年の3月にスリランカ現地にて実施した受け身文のデータの整理を進めたい。今回の実験では、シンハラ語の受け身文の一種類しか実験で検討していないため、先行研究の内容を踏まえながら、シンハラ語の受け身文の2種類目と3種類目の受け身文の実験を実施するために準備を進めたいと考えています。
そのために、2024年7月までにシンハラ語の受け身文の2種類目の刺激文を準備して、日本国内のスリランカ人シンハラ語母語話者を対象に予備実験を実施するための計画を考えています。その次に、実験内容の調整を行い、スリランカ現地にて本実験を実施したいです。最後に、シンハラ語受け身文3種類目の文に関しても、予備実験と本実験を実施できるように準備したいと考えています。なお、これらのシンハラ語の受け身文において、刺激文による反応時間パラダイムを行うために、スリランカ人シンハラ語母語話者に自由執筆課題を依頼し、受け身文の産出タスク(自由に受け身文を作り)を実施予定です。そのあとに、写真による反応時間実験も実施する予定です。
一連の実験の最後に、シンハラ語の受け身文の文処理における有生性はどのように影響しているかを明らかにしたいです。
そして、シンハラ語の能動文と受け身文に関する対照的な情報がどのように影響しているかを明らかにして、本研究全体のまとめにしたいと考えています。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2023 Other

All Int'l Joint Research (1 results) Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Int'l Joint Research] University of SriJayewarudenapura(スリランカ)

    • Related Report
      2020 Research-status Report
  • [Presentation] Contributions of animacy in Sinhala sentence processing2023

    • Author(s)
      kanduboda P.B
    • Organizer
      IRCHSS
    • Related Report
      2022 Research-status Report
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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