被災後のニーズの不確実性を軸にした高齢女性支援のための保健福祉体制構築
Project/Area Number |
20K13692
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08010:Sociology-related
|
Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
板倉 有紀 福島大学, 行政政策学類, 准教授 (70732353)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
|
Keywords | 保健医療 / 社会学 / 高齢者 / ジェンダー / 社会福祉 / 公衆衛生 / 健康支援 |
Outline of Research at the Start |
被災地で進行する高齢化は女性の個人化を意味し支援体制の構築が必要だ。被災後の高齢女性の保健福祉ニーズは支援者側も事前に把握困難であり、その都度の対応が求められる。この「ニーズの不確実性」に対処しうる保健福祉体制のモデルの提示を目指す。高齢女性の医療福祉ニーズを経験的な対象とする。分析枠組みとして、社会的排除論やリスク社会論を参照する。高齢女性への支援を行う組織団体と行政職を対象としたインタビュー調査、高齢女性支援における行政と民間との連携事例のフィールド調査、被災した高齢女性へのインタビュー調査を実施する。これらの研究を通して、高齢女性のニーズに対処しうる保健福祉体制のモデルを検討する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
災害や感染症に関する保健医療専門職の活動状況を調べ、特に女性のニーズへの対応や、高齢者への対応について調べた。認知症など高齢者に多い疾病がどのようにジェンダ―構造を反映するのか、関連する議論をもとに検討を続けた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
高齢女性に関する研究も、保健医療専門職を対象にした調査も、コロナ感染拡大により実施することができなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き、災害時の女性支援を念頭に、可能であれば、今年度内に調査研究を行う予定である。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)