Project/Area Number |
20K13827
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Tokyo Seitoku University |
Principal Investigator |
上條 菜美子 東京成徳大学, 応用心理学部, 助教 (80800862)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 意味づけ / 生活史 / 場作り / 記録 / ストレス |
Outline of Research at the Start |
本研究では,ストレスフルな体験が当事者の人生にどう位置づけられるのかを明らかにするとともに,当事者の意味づけへ新しい視点を提供する“場”作りに取り組む。 研究1では,これまでの人生の体験について聴きとる生活史調査を行う。研究2では,研究1の語りをまとめた冊子を作成し,調査協力者に読んでもらう。このように他者の語りを新たな視点として提供することが当事者にとってどのような意味を持つのか検討する。研究3では,冊子を街中に設置しそれを読んだ住民の声を分析する。他者の語りに触れられる場の提供が,その地域で暮らす住民の暮らしや意味づけに対しどのような機能を持つのか検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,ストレスフルな体験が当事者の人生にどう位置づけられるのかを明らかにするとともに,当事者の意味づけへ新しい視点を提供する“場”作りに取り組むため,これまでの人生の体験について聴きとる生活史調査を行う予定であった。当初の計画では,ストレスフルな体験の当事者はどのようにして自身の体験を人生に位置づけながら生活しているのかについて検討するため,20代~80代の男女計30名に生活史調査を実施する計画を立てており,本年度中に研究1を8割程度実施する予定であった。 しかしながら,新型コロナウィルスの感染拡大により,1対1の長時間の面接調査を行う機会を設けることができず,本年度は生活史調査の実施準備に充てることとなった。第一に,今後しばらくはマスクの着用および一定の距離を保った面接環境の設定が必要であると考えられるため,面接調査用のマスクなど必要備品を購入した。第二に,研究1~研究3に必要な資料(協力者への依頼文,説明書,同意書,同意撤回書,協力店舗への説明書など)を作成した。それらを研究計画書とともに所属する大学機関の研究倫理審査委員会に提出し,実施の採択を得ることができた。 また,協力者および協力店舗を募るため,荒川区内の店舗へ出向き,生活史の記録の設置場所の候補を整理した。設置場所は,主に飲食店など10店舗ほど候補を見つけている状況である。現在は,『くらしの記録』の表紙デザイン等を検討中であった。
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