近代学校教育黎明期のブータンにおける人材育成の実態解明
Project/Area Number |
20K13885
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Ochanomizu University (2021-2023) Waseda University (2020) |
Principal Investigator |
平山 雄大 お茶の水女子大学, グローバル協力センター, 講師 (80710649)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 近代化 / 近代学校教育史 / 人材育成 / 留学 / ブータン |
Outline of Research at the Start |
本研究は、ブータン王国が建国されて以降少数精鋭のエリート教育が行われていた20世紀前半(特に1910~1940年代の40年間)を対象とし、同国の近代化を担う人材がどのように選抜され、どこでどのように育成されていたのかを明らかにすることを目的としている。これまでの研究における不明点の解明に真摯に取り組み、精緻な資料・文献調査及び実地調査(於:インド、ブータン)を通して回答を導く。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、ブータンの近代化を担う人材がどのように選抜され、どこでどのように育成されていたのかを明らかにすることである。着目するのはブータン王国建国(1907年)後に少数精鋭のエリート教育が行われていた20世紀前半(特に1910~1940年代の40年間)で、これまでの研究における不明点の解明に取り組み、精緻な資料・文献調査及び実地調査を通して回答を導くことを目指している。 2023年度は、前年度同様これまで収集した資料・文献を広く整理し直すと同時に、イギリス人のシッキム政務官(political officer)による記録映像をはじめとした映像資料の内容を詳しく確認し、その成果の一端をお茶の水女子大学グローバル協力センターと日本ブータン研究所が共催する「2023年度第11回ブータン連続セミナー」(第181回ブータン勉強会)及び「2023年度第20回ブータン連続セミナー」(第185回ブータン勉強会)内で口頭発表した。加えて、日本学習社会学会第20回大会や日本GNH学会2023年度大会において、関連する成果に関する報告・発表を行った。また、2023年7月から8月にかけてブータンを訪問し、研究協力者らと情報共有・意見交換を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、研究最終年度に向けて、研究成果をまとめていく段階に入ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究のまとめを進めると同時に、研究成果発表を行っていく。
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Report
(4 results)
Research Products
(9 results)