A study on the effects of social support on parents and children
Project/Area Number |
20K13926
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Showa Women's University (2021-2022) Hirosaki University (2020) |
Principal Investigator |
野嵜 茉莉 昭和女子大学, 人間社会学部, 講師 (90710278)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 子育て / 幼児期 / ソーシャルサポート / 二次分析 / 計量テキスト分析 / 質問紙調査 / 養育スタイル尺度 / 質問紙法 / 質問紙 / パス解析 / 乳幼児 / 保護者 |
Outline of Research at the Start |
乳幼児期の子育て家庭において、親族・社会による様々な形のソーシャルサポートが、母親の心理的健康・身体的健康にどのような効果をもたらすのか、また、子どもの心理発達にどのような効果をもたらすのかについて、子育て環境の個人差(就労形態・経済状況等)を考慮に入れて検討する。これにより、乳幼児期の子育て家庭を社会全体で支えるとはどういうことか、について実証的に明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、乳幼児期の子育て家庭において、親族・社会による様々な形のソーシャルサポートが、親・子それぞれの心理的健康・身体的健康にどのような効果を与えるのかについて明らかにすることを目的としている。 2022年度の研究成果の概要を2点挙げる。1点目に、現代の日本社会において保護者に子育ての負担が集中しがちである点を問題意識とし、子育ての当事者だけでなく、非当事者も対象に子育てに関する意識について分析する計画を立案した。未就学児を持つ当事者と子を持たない非当事者を対象とした既存のデータにもとづいた二次分析を行うこととした。分析のモデルとして、当事者については、援助を受けた経験が、子育ての心理的なストレス等の心理面に影響を及ぼし、社会における子育ての受容感に影響を与える、非当事者については、子ども・子育てに接する機会が、子連れ家族を援助する意識等の心理面に影響を与え、それが実際の子連れ家族への援助行動に影響を及ぼし、さらに社会における子育ての受容感にも影響を与えるというモデルを想定した。上記について、今後継続的に分析することを予定している。2点目には、前年度の所属先異動に伴い研究フィールドを新たに広げた結果得られた成果である。幼児教育が発展途上である海外における保育・子育ての質向上を支援することの必要性から、インドネシア全域の幼稚園教職員を対象に保育における障害や困難に関する質問紙調査を実施した。自由記述による回答についての計量テキスト分析の結果、「家庭連携」に関するもの、「物的・経済的環境の乏しさ」に関するもの、「発達段階に合わせた援助」に関するものに問題は大別された。 以上の研究成果について、国内学会での発表を行ったとともに、論文の投稿準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新たなデータを用いた分析を進め、研究成果の発表も継続的に行うことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究では、子育てにおける保護者の心理的負担を社会全体でどのように支えるのかについてエビデンスを提供することを引き続き目指す。そのために、国内外の動向調査や先行研究のレビューを丁寧に行っていきたい。また、多数の対象者から得たデータを量的に分析するだけでなく、質的分析の手法も用いることによって、より具体性が深まった知見を得ることを目指したい。
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Report
(3 results)
Research Products
(19 results)
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[Book] 家庭環境と行動発達2021
Author(s)
安藤 寿康、藤澤 啓子、野嵜 茉莉
Total Pages
160
Publisher
創元社
ISBN
9784422430386
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