Project/Area Number |
20K14105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
馬淵 大宇 岡山理科大学, 工学部, 講師 (50757458)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | VR / ヘッドマウントディスプレイ / CAD / BIM / 設計教育 / 建築 / デザイン |
Outline of Research at the Start |
本研究は、従来のCAD(コンピュータ支援設計)教育からBIM(建築情報モデリング)+ VRAD(VR支援設計)教育への移行を目標に、【VRAD演習プログラム】の新規構築とその効果の検証を目的とする。そして、VR(人工現実感)を自在に活用して、BIM上のデジタルモデルを「体感的」に「確認・操作」し、「等身大」で建築設計できる高度な[デジタルモデル思考型]の設計教育へとBIM教育を進化させることを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、従来のCAD(コンピュータ支援設計)教育からBIM(建築情報モデリング)+ VRAD(VR支援設計)教育への移行を目標に、【VRAD演習プログラム】の新規構築とその効果の検証を目的としている。2022年度は、申請書の研究実施計画に基づき、下記の2項目において成果を得た。 (1)【VRAD演習プログラム】の改善:2020年度に続き、2021年度で運用した【VRAD演習プログラム】の改善を継続した。具体的には、運用時に実施したアンケート、および、テストを分析し、その結果踏まえて2022年度後半に行う【VRAD演習プログラム】を改善を進めた。 (2)【VRAD演習プログラム】の2回目の運用:改良した【VRAD演習プログラム】を、2022年度のCAD演習系講義5回で2回目の運用ができた。ただし、2022年度新たに、以下2点の問題が発生し、当初計画を変更することになった。1点目の問題点は、COVID-19の影響である。コロナ禍により、2022年度も一部の講義をオンデマンド講義で実施することになった。演習プログラムの運用を予定した2年間の全てで、一部がオンデマンド講義となったため、計画時の構成の一部を完全に実施しないことにした。2点目の問題点は、帰属機関のネットワークシステムに障害が発生したことである。複数の講義日で、大学のオンラインシステムに不具合が生じ、準備していたアンケートやテストが実施できなくなった。それに伴い、本研究に必要なデータを一部で取得することができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度に続き、COVID-19の影響により、通常業務の過多が発生し、当初予定していたほど十分な時間を確保できなかったり、オンデマンド講義により【VRAD演習プログラム】自体実施ができない回が発生したりした。また、帰属機関のネットワークシステムに障害がおきたため、研究に必要なデータの一部が取得できなかった。以上により、2022年度における【VRAD演習プログラム】の運用に遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、2022年度に運用した【VRAD演習プログラム】で取得できなかったデータを補完するため、2023年9月に急遽3回目の実施を目指す。また、それを踏まえて、【VRAD演習プログラム】の評価を開始する。具体的には、下記の2項目により実施する。 (1) 【VRAD演習プログラム】の運用(3回目):「CAD/CG演習Ⅰ」をモデル講義とし、【VRAD演習プログラム】を運用する。運用は、2022年度に続き、データを補完できるよう3回目を行う。 (2)【VRAD演習プログラム】の評価 学生の講義中の発話をプロトコル分析したり、事前事後のアンケートやテストの結果を検定したりすることで、完成した【VRAD演習プログラム】の教育効果を明らかにする。
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