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Evaluation of the effectiveness of animal-assisted therapy in university hospitals

Research Project

Project/Area Number 20K14198
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 10030:Clinical psychology-related
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

長江 千愛 (大井千愛)  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (00387002)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords動物介在療法 / 唾液 / アミラーゼ濃度 / 遊離コルチゾール濃度 / オキシトシン / face scale / アミラーゼ / コルチゾール / 唾液ストレスマーカー / 勤務犬 / 唾液アミラーゼ濃度 / Animal Assisted Therapy / QOL / 唾液中アミラーゼ / 遊離コルチゾール
Outline of Research at the Start

聖マリアンナ医科大学病院では2015年より患者や家族の情緒的安定や闘病意欲の向上を目的として病院勤務犬による動物介在療法(Animal Assisted Therapy: AAT)を実施している。大学病院でのAAT導入は日本初の試みであるが、これまでその有効性に関する科学的根拠に基づいた評価は行われていなかった。本研究はAATの前後でSF36を用いた患者のQOL評価とface scaleを用いた疼痛評価を行い、さらに唾液中のアミラーゼ濃度と遊離コルチゾール濃度を測定し、患者のストレスに関する評価を行う。AATの有効性を科学的かつ定量的に評価する本研究は、今後のAAT普及のための基盤研究となる。

Outline of Annual Research Achievements

聖マリアンナ医科大学病院では、重い病と闘う患者及びその家族に対し、情緒的安定や闘病意欲の向上を目的として病院勤務犬による動物介在療法(Animal Assisted Therapy: AAT)を 2015年より実施している。これは、大学病院としてAATを導入した日本初の試みであり、アンケート調査からも患者の高い満足度が示されている。しかし、AATの有効性を科学的根拠に基づいて評価することは これまでに行われてこなかった。そこで、本研究では、患者のQOLに関するアンケート調査を用いた評価とface scaleを用いた疼痛の評価を行い、さ らにストレス指標である唾液中のアミラーゼ濃度と遊離コルチゾール濃度、オキシトシンを測定することで患者のストレスに関する評価を行う。このようにAATの有効性を科学的かつ定量的に評価する本研究は、今後のAATの普及において科学的根拠を提供するための基盤研究となる。本研究では動物介在療法の有効性を科学的かつ定量的に評価するために、ストレス指標である唾液中のアミラーゼ濃度と遊離コルチゾール濃度、オキシトシンをAATの前後で測定することを主な目的としている。2020年からの我が国でのCOVID-19感染症の大流行により、多くの患者と接する動物介在療法自体が活動中止となった。COVID-19感染症の流行状況において、数ヶ月単位で動物介在療法が再開されたこともあったが、本研究が患者の唾液を用いた研究であったためにCOVID-19感染症の院内でのクラスター発生のリスクを考慮して、2023年3月まで患者の唾液の検体採取は延期していた。COVID-19感染症の流行状況が落ち着いてきたために動物介在療法の再開とともに2023年の4月から患者の唾液検体の採取を再開しており、目標の検体採取数が100件に対して、現在59名の検体を採取した。2025年3月までに目標の100検体を採取して結果をまとめるように努めたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2020年からの我が国でのCOVID-19感染症の大流行により、多くの患者と接する動物介在療法自体が活動中止となった。流行状況において、数ヶ月単位で動物介在療法が再開されたこともあったが、本研究が患者の唾液を用いた研究であったためにCOVID-19感染症の院内でのクラスター発生のリスクを考慮して、2023年3月まで患者の唾液の検体採取は延期していた。2023年4月から検体採取を再開している。目標の検体採取数が100件に対して、現在59名の検体を採取した。2025年3月までに目標の100検体を採取して結果をまとめるように努めたい。

Strategy for Future Research Activity

2023年4月から検体採取を再開している。1年間の研究期間の延長を申請し受理され、さらにもう1年の研究期間延長を申請し再度受理されたため、2025年の3月まで患者検体を採取し、結果を出す予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 大学病院における小児への動物介在療法の実践2023

    • Author(s)
      長江千愛、竹田志津代、大泉奈々、 星野 薫、 神山明子、 佐野政子、長江秀樹、佐々木信幸、北川博昭、清水直樹
    • Organizer
      第126回日本小児科学会学術集会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] 大学病院における小児への動物介在療法の実践2023

    • Author(s)
      長江千愛、竹田志津代、大泉奈々、 星野 薫、 神山明子、 佐野政子、⻑江秀樹、佐々木信幸、北川博昭、清水直樹
    • Organizer
      第126回日本小児科学会学術集会
    • Related Report
      2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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