Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Outline of Research at the Start |
KOTO実験は,中性中間子の一つであるKLの崩壊, KL→π0νν崩壊の観測を通じて,新物理探索を行うプロジェクトである。CP対称性を破る本崩壊は、既存の理論では非常に強く抑制されているため,新たな物理現象を探索するうえで、重要な検証の一つとなっている。 本研究では、KOTO検出器を改良して荷電粒子の飛跡を精度よく測定できるようにし、探索の方向性を拡張することを目的とする。目的を達成するために,ストローチューブというガスを用いた検出器の開発を行う。本格的な導入に先駆けて、KLビーム中に含まれる荷電粒子を排除するための小規模な検出器を開発する。
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