Development of screening methodology for early symptom relief and psychosocial support of AYA generation cancer patients
Project/Area Number |
20K16566
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52010:General internal medicine-related
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
平山 貴敏 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (80794750)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | スクリーニング / AYA / 思春期・若年成人 / がん患者 / 早期からの緩和ケア / 早期症状緩和 / アンメットニーズ / 心理社会的支援 / サバイバーシップケア / がんサバイバーシップケア / 多職種支援 |
Outline of Research at the Start |
AYA世代のがん患者のアンメットニーズに対応するためには早期に個別のニーズを把握し、 多職種で支援を行う必要がある。しかし、国内のAYA世代のがん患者に対する支援体制は十分に確立されていない。AYA世代のがん患者を対象にスクリーニングを行うことができれば、早期から症状緩和と心理社会的支援を行うことが可能となるが、国内で妥当性の検証されたスクリーニングツールは存在しない。そこで、本研究では、国内のAYA世代のがん患者を対象としたスクリーニングツールを開発し、その妥当性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
【研究の目的】AYA世代のがん患者には様々なアンメットニーズが存在しており、このことが適切な医療や支援が提供できないことに大きく関連していることが示唆されている。AYA世代のがん患者のアンメットニーズに対応するためには 早期に個別のニーズを把握し、多職種で対応する必要がある。そこで、AYA世代のがん患者のニーズを把握するためのスクリーニング法を開発することが早期からの症状緩和と心理社会的支援に有用と考えた。本研究は、国内のAYA世代のがん患者を対象としたスクリーニング法を開発することが目的である。国内ではAYA世代のがん患者を対象とした支援体制は確立されていないため、スクリーニング法を開発することでスクリーニング後のアンメットニーズのトリアージ体制を構築し、国内のAYA世代がん患者が抱える特有の課題への早期からの対応や症状緩和を含む適切な医療や心理社会的支援の提供に役立てることが可能となる。
【研究実施計画】2020年度:1. 国内のAYA世代がん患者を対象とした半構造化面接調査および開発したスクリーニングツールの実施可能性試験、2. 開発したスクリーニングツールの実施可能性試験 2021年度:早期症状緩和と心理社会的支援に関するスクリーニング法の開発…実施可能性試験の結果について、日常的にAYA世代のがん患者を診療している多職種の専門家およびAYA世代のがん経験者で検討する。それを基に国内への普及実装を行うべくスクリーニング法を開発し、結果を論文にまとめて公表する。
【2022年度に実施した研究成果】2021年度までに開発したスクリーニング法に関する研究成果を論文にまとめ、査読付きの国際雑誌に投稿した。研究成果に関する論文がPalliative and Supportive Careに掲載されている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究成果に関する論文が、緩和支持領域の査読付き国際雑誌であるPalliative and Supportive Careに掲載されているから。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、引き続き国内外の学会で研究成果に関する発表を行っていく方針である。
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Report
(3 results)
Research Products
(26 results)
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[Journal Article] Feasibility of an electronic patient-reported outcome tool for screening distress and supportive care needs of adolescents and young adults with cancer2023
Author(s)
Takatoshi Hirayama, Hiroto Ishiki, Yuko Yanai, Saki Horiguchi, Akiko Sugisawa, Jun Sato, Ryugo Kojima, Kaori Sato, Tomko Mizuta, Rebekah Kojima, Ryoko Udagawa, Yuki Kojima, Eriko Satomi
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Journal Title
Journal of Adolescent and Young Adult Oncology
Volume: -
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] A Support System for Adolescent and Young Adult Patients with Cancer at a Comprehensive Cancer Center2022
Author(s)
Hiroto Ishiki,Takatoshi Hirayama,Saki Horiguchi,Ikumi Iida,Tamae Kurimoto,Mihoko Asanabe,Miho Nakajima,Akiko Sugisawa,Ayako Mori,Yuki Kojima,Ryoko Udagawa,Hayato Tsuchiya,Mami Oki,Mariko Shimizu,Yuko Yanai,Shoko Touma,Keiko Nozawa,Rebekah Kojima,Naoko Inamura,Asami Maehara,Tatsuya Suzuki,Eriko Satomi
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Journal Title
JMA Journal
Volume: 5
Issue: 1
Pages: 44-54
DOI
NAID
ISSN
2433-328X, 2433-3298
Year and Date
2022-01-17
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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[Presentation] がん治療中のAYA世代がん患者が修学旅行へ行きたい夢を叶えた緩和ケアチームの多職種支援2022
Author(s)
石川 彩夏, 石木 寛人, 荒川 さやか, 天野 晃滋, 里見 絵理子, 平山 貴敏, 松元 和子, 池長 奈美, 石﨑 佑子, 後藤 友季恵, 川口 雄生, 宮北 康二, 成田 善孝
Organizer
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Organizer
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Organizer
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