Project/Area Number |
20K16766
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
小川 正樹 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (40773643)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | multiexponential拡散解析 / 乳癌の症例収集 / 乳腺腫瘍拡散解析 / 乳癌 / 拡散解析 / MRI |
Outline of Research at the Start |
乳癌は免疫組織学的な定義により5つのサブタイプに分けられ、薬物治療の選択において非常に重要であるが、検体不足や内部壊死などで正確な免疫検査の結果が得られないことがあり、MRI画像でもある程度診断できることが望まれる。本研究では術前MRIの拡散強調像に対して、近年提唱された詳細な拡散についての解析を行い、潅流や細胞内拡散の情報を定量的に得て、病理組織より診断されたサブタイプ分類との関連を多変量解析により調べる。これより新たなMRI画像解析による診断法を構築し、その診断能を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
症例収集について現在浸潤癌、非浸潤癌が併せて240例程度集まった。バイオマーカーとの対比についてはもう少し症例数がいるとはいえ、前述の鑑別についてのmultiexponential拡散解析の有用性を示すにはひとまず十分である。 multiexponential拡散解析の手法は多数あるが、拡散スペクトラム解析のプログラムが完成したとのことで協力者から連絡をうけ、現在は詳細なパラメーター決定に付き文献検索、少数での予備解析を行っている。併せて行うDKI解析についてはプログラム完成済みで順次解析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定していたバイオマーカーの鑑別とは異なるが、十分な多数症例でまずは浸潤癌、非浸潤癌を、これまでほとんど報告がない拡散スペクトラム解析で解析することで、multiepxonential拡散解析の有用性をより詳細に評価することが可能である。よって当初の計画よりやや下方修正するとともにより有用な解析を行うことができ、(2)とした。
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Strategy for Future Research Activity |
10例程度でスペクトラムのグラフを出力し、exponentialモデルの次元数、閾値を検討する。そして最終的なパラメーターを決定し、乳癌の浸潤癌、非浸潤癌について全ての病理が揃った後、解析を行い、出力されたマップで病変部分の各種パラメーターの測定を行う。そして複数算出されたパラメーターより統計学的に鑑別が可能かどうか検定を行う。
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