血管内皮由来微小粒子による肺動静脈瘻合併肺高血圧症発症機構の解明
Project/Area Number |
20K16881
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
六郷 由佳 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (60868248)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 遺伝性出血性末梢血管拡張症 / 肺動脈性肺高血圧症 / 血管内皮由来microparticle / ACVRL1遺伝子 |
Outline of Research at the Start |
肺動脈性肺高血圧症 (PAH) のうち遺伝性出血性末梢血管拡張症 (HHT) を合併する症例はPAH単独症例に比して予後不良であることが報告されている. 本研究では, 肺血管内皮細胞障害の際に上昇し細胞間の情報伝達物質およびバイオマーカーとして報告されているmicroparticleに着目し, HHT-PAH患者, PAH患者, HHT患者およびPAHを伴う先天性心疾患患者において, 肺血管内皮由来microparticleがどのような挙動を示し, 疾患の進展に関与しているかについて,培養細胞,ヒト血漿,およびHHTマウスモデルを用いて検討し,疾患の病態解明および治療法の確立をめざす.
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Outline of Annual Research Achievements |
肺動脈性肺高血圧症(PAH) のうち,遺伝性出血性末梢血管拡張症(Hereditary hemorrhagic telangiectasia: HHT)を合併する症例では,PAH単独症例に比して進行が早く肺血管拡張薬が奏功しにくく,予後不良であることが報告されている.これらの症例ではTGF-β superfamilyに含まれるACVRL1(ALK1),ENG,SMAD4などの遺伝子変異が報告されているが,病態との関連については不明な点も多い.申請者らは,肺血管内皮細胞傷害の際に上昇し,細胞間の情報伝達物質およびバイオマーカーとして報告されているmicroparticle(EMP)に着目した.本研究では,HHT-PAH患者,PAH患者,HHT患者,およびPAHを伴う先天性心疾患患者において,肺血管内皮由来microparticleがどのような挙動を示し,疾患の進展に関与しているかについて検討することを目的とする. 昨年度収集したPAH患者,HHT患者,HHT-PAH患者,および血管内皮傷害のコントロール群として川崎病血漿交換症例の血液に加え,他施設からの検体採取を行った. また,共同研究者とともに対照群のEMP測定をflow cytometryを用いて行い,EMP染色用 抗体や測定用ビーズなどの購入を行い, 独自のFCM設定を行っている. また,当科でフォローしているACVRL1(ALK1)変異のHHT-PAH患者のフォローアップの検体採取を行い, 今後の解析を予定している.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)