Project/Area Number |
20K17794
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
細川 幸希 昭和大学, 医学部, 講師 (00348765)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
|
Keywords | 妊娠高血圧症候群妊婦の髄液比重 / 妊娠高血圧症候群 / 脊髄くも膜下麻酔 / 髄液比重 |
Outline of Research at the Start |
妊娠高血圧症候群の帝王切開において脊髄くも膜下麻酔の確実な遂行は母体の安全性向上という点で重要な意味を持つ.近年,妊娠高血圧症候群の髄液のタンパク組成が正常妊婦と異なることが報告された.髄液のタンパク組成の相違は比重の相違につながり,脊髄くも膜下麻酔の麻酔効果と密接に関連するが,妊娠高血圧症候群における髄液比重と脊髄くも膜下麻酔の麻酔効果について検証した報告はない.本研究の目的は,妊娠高血圧症候群と正常妊婦における髄液の比重と,脊髄くも膜下麻酔の麻酔効果の相違ついて明らかにすることである.本研究は,妊娠高血圧症候群の帝王切開における麻酔の安全性向上に寄与すると考える.
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は妊娠高血圧症候群合併妊婦と正常妊婦における髄液の比重の相違、それによる脊髄くも膜下麻酔の麻酔効果の相違を明らかにすることを目的としている。髄液の比重については、帝王切開または無痛分娩にて脊髄くも膜下麻酔を行う際に髄液を採取し測定する。 本研究は前向きの観察研究のため、研究開始にあたり本学倫理委員会の承認が必要であった。倫理委員会にて、妊婦を対象としている点で高度な倫理的配慮が必要との判断から研究の実施手順について見直しをはかった。複数回のやり取りの結果、倫理委員会の承認を得たため、今年度は研究対象者のリクルートを実施した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究は妊娠高血圧症候群合併妊婦と正常妊婦における髄液の比重の相違、それによる脊髄くも膜下麻酔の麻酔効果の相違を明らかにすることを目的としている。髄液の比重については、帝王切開または無痛分娩にて脊髄くも膜下麻酔を行う際に髄液を採取し測定する。 本研究は前向きの観察研究のため、研究開始にあたり本学倫理委員会の承認が必要であった。倫理委員会にて、妊婦を対象としている点で高度な倫理的配慮が必要との判断から研究の実施手順について見直しをはかった。複数回のやり取りの結果、倫理委員会の承認を得たため、研究対象者のリクルートを実施中である。 臨床業務の負担増加におり研究のエフォートが減少したため、研究遂行が遅滞している。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究対象者のリクルート、帝王切開や無痛分娩における髄液検体の採取、帝王切開における麻酔効果の調査を進める。今年度は人員拡充が見込めるため、研究のエフォートを増やして研究を推進できると考える。
|