in vitro検査を用いたアナフィラキシー原因物質の同定と発症メカニズムの特定
Project/Area Number |
20K17803
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
堀内 辰男 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10814212)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | アナフィラキシー / 好塩基球活性化試験 / 肥満細胞活性化試験 |
Outline of Research at the Start |
アナフィラキシーの原因物質の同定に好塩基球活性化試験(Basophil activation test, BAT)は有用である。しかし、一部の患者では好塩基球が活性化しないことがある。 本研究はBATで原因が同定できない患者に、肥満細胞活性化試験(Mast cell activation test, MAT)を行い、in vitro検査によるアナフィラキシーの診断精度を向上させることを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
アナフィラキシーは生命に関わる重篤な病態である。皮膚テストは原因物質同定のためのゴールドスタンダードの検査であるが、アナフィラキシーの再発を含めた重篤な合併症が報告されているほか、検査時に痛みを伴う。申請者は、原因物質の同定に好塩基球活性化試験(Basophil activation test, BAT)が有用であることを報告してきた。しかし、一部の患者では、アレルゲン暴露後も好塩基球が活性化しないことが判明した。申請者は、原因物質の同定に好塩基球活性化試験(Basophil activation test, BAT)が有用であることを報告してきた。しかし、一部の患者では、アレルゲン暴露後も好塩基球が活性化しないことが判明した。 本研究の目的は、BATで原因が同定できない患者に、肥満細胞活性化試験(Mast cell activation test, MAT)を行い、in vitroの検査による、周術期アナフィラキシーの診断精度を向上させることである。これにより、リスクのある皮膚テストを回避できる可能性があるため、研究の意義は大きい。また、好塩基球や肥満細胞の細胞内シグナルを抑制する薬剤を用いた検査により、アナフィラキシーの発症の分子基盤を解明し、予防薬の開発や治療法の改善につなげる。 本研究の実施期間中に、おおよそ計画通りBATおよびMATを行い、研究を遂行することができた。しかし、さらなる研究が必要な部分も存在する。今後も、MATおよびBATを行うことで、アナフィラキシーの発症メカニズムの解明を行っていく予定である。結果として、アナフィラキシーの新たな治療方法および予防薬の開発につながると考えられる。
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Report
(4 results)
Research Products
(18 results)