敗血症に合併した低体温における骨髄由来細胞のiNOSを介した病態的意義の解明
Project/Area Number |
20K17891
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55060:Emergency medicine-related
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高谷 悠大 京都大学, 医学研究科, 助教 (60828903)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
|
Keywords | 敗血症 / 低体温 / iNOS / 骨髄移植 / 骨髄由来細胞 / 肺 |
Outline of Research at the Start |
敗血症に起因する低体温は予後不良因子とされているが、そのメカニズムは、ほとんど解明されておらず、特異的かつ有効な治療方法は確立されていない。本研究の目的は、敗血症に合併する低体温に関する、iNOSを介したメカニズムと、骨髄由来細胞による病態改善の効果を明らかにする事である。具体的には、GFPトランスジェニックマウスの骨髄を、野生型もしくはiNOSノックアウトマウスに移植し、①敗血症後の低体温が改善するのかを検討する、②肺に誘導された骨髄由来細胞が、肺に発現するiNOS遺伝子の誘導を抑制するのかを検討する、③肺に誘導された骨髄由来細胞が発現するタンパク質を免疫組織化学染色により評価する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
敗血症に合併する低体温に関する、iNOS(誘導型一酸化窒素合成酵素)を介したメカニズムと、骨髄由来細胞による病態改善の効果を明らかにするため、骨髄移植後の体温変化や生存率の評価、免疫染色の実験を予定していたが、コロナ禍による実験実施の制限により十分な検討ができなかった。2022年に開催された第50回日本救急医学回総会・学術集会において、これまでの解析結果、現時点での実験結果をもとに発表し議論を行った。今後は、その議論で指摘された内容を踏まえ、改めて実験計画を再考する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍による実験実施の制限があり、十分な検討ができなかったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
2022年に開催された第50回日本救急医学回総会・学術集会で発表した際に指摘された内容、議論を踏まえ、改めて実験計画を再考する予定である。
|
Report
(3 results)
Research Products
(2 results)