Project/Area Number |
20K17951
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Mito Medical Center (2023) Tokyo Metropolitan Tama Medical Center (Department of Clinical Research) (2021-2022) University of Tsukuba (2020) |
Principal Investigator |
佐藤 允之 独立行政法人国立病院機構水戸医療センター(臨床研究部), 統括診療部, 医長 (90827528)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | サイクロトロン放射光 / ステント密着性の可視化 / ステント内膜の可視化 / ポリマー内包コイル |
Outline of Research at the Start |
高エネルギー加速器研究機構の放射光施設を利用し、高解像度の透視動画を用いて血管内留置物の適切な状態をリアルタイムに視認する方法の確立を目指す。本研究では、①放射光によるシリコン血管へのステント密着性の可視化、②ステント内膜の可視化、③ポリマー内包した脳動脈瘤コイルの構成素材の識別を目的とする。この技術は血管内治療の安全性と有効性に大きく貢献する。
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Outline of Annual Research Achievements |
実験1として。2021年度にの放射光コントラストのためのバーガーファントムを用いた実験を行った。低濃度域でのコントラスト能を評価するために、同バーガーファントムを実臨床で使用するX線照射装置のDataと比較検討した。今回、KEKで照射実験にあたり、KEK簡易実験室で濃度勾配作成の手順を作成した。 実験4として、2021年度にポリマー内包型コイルの照射実験にあたり、シリコン血管にコイル挿入後に照射前のどのタイミングで膨潤開始し、照射を行うこと が適切かを検討した。動画撮影にあたって、シリコン血管を適切な角度に固定する必要があり、シリコン血管の適切な固定方法を検討し、固定具を作成した。 血流改変ステントの内膜観察するために、ステント内部への細胞誘導、もしくはシリコン被膜作成のためのpilot studyを行った。 実験2,3に関して、2022、2023年度も実験できなかったため、2024年度にを予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
放射光実験の施設、照射時間の調整に難航した。昨年度は確保できなかったが、本年度再調整して照射時間の確保できる見込みである。 X線検出器としてHARP(High-gain Rushingamorphous Photoconductor) 撮影管を備えた高感度カメラの代替策定に時間を要している。レーザーカメラが本実験撮影に使用できるかの基礎実験Dataの検証中である
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Strategy for Future Research Activity |
早期に、X線検出器としてを選定し、評価可能かを検討する。そのうえで、予定の実験を通行する。照射時間は優先的に使用可能なように調整をしている。
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