外反母趾の病態と新たな治療法確立のための第1TMT関節の解剖学的研究
Project/Area Number |
20K18077
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
軽辺 朋子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (50806221)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 整形外科 / 外反母趾 / 解剖 / 医学研究 / 解剖学的検討 / 病態解明 |
Outline of Research at the Start |
外反母趾は生活様式の欧米化に伴い約30年前と比較して患者数は4倍に増加している。外反母趾の手術方法は150種類ほど報告されているが、重度の外反母趾に対する術式の選択は難しい。その原因として第1足根中足(TMT)関節の過度可動性による成績不良がある。本研究では第1TMT関節の関節面や付着する靭帯および腱を解剖学的に明らかにする。これにより重度外反母趾変形の術式選択のための術前評価やTMT関節の安定性を得るための新たな外反母趾手術の確立、およびTMT関節不安定症の予防やリハビリテーションの確立において重要な資料を提供できると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究により、足根第1中足関節の形状は3つに分類できそうだということが分かった。これを臨床にも応用し、外反母趾患者の画像検査を評価することでこの関節面の形状が外反母趾の発生の原因となっているのかどうか、研究を進めている。解剖献体の症例数は研究時間の確保が困難なことから遅滞しているが、これまでは足根第1中足関節の主に第1中足骨側に注目していたが、相対する楔状骨面についても評価を追加しているところである。日本整形外科学会学術集会、日本足の外科学会、国際学会等に参加し、最新の知見を深めることで研究の意義や展望を考察することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床や教育といった他の業務に忙殺され、研究に費やす時間が圧倒的に少ないため、解剖献体数を増やすことができないため。
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Strategy for Future Research Activity |
可能な限り解剖献体数を増やし、足根中足関節の中足骨と楔状骨の両方の関節面の形状を分類する。臨床に応用する方法を検討する。
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Report
(4 results)
Research Products
(12 results)