Project/Area Number |
20K18154
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
大石 舞香 弘前大学, 医学研究科, 助教 (00748791)
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Project Period (FY) |
2020-02-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | エクオール / 生活習慣病 / 女性ヘルスケア / 女性の健康 |
Outline of Research at the Start |
エクオール産生能と食生活、生活習慣、腸内細菌との関連、性ホルモンとの関連、エクオールと生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症など)の関連性について弘前大学岩木プロジェクトのデータを使用し、疫学的に検証する。 エクオールについて、日本人、一般住民を対象とした研究は少ないため、基礎情報が得られることは有意義である。 また、エクオール産生者が、各種健康パラメーターでのベネフィットに有意性があれば、エクオールを補充することによりホルモン補充療法に比べて副作用が少なく、健康寿命の延命に寄与できる可能性がある。
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Outline of Annual Research Achievements |
弘前大学で行っている、一般住民を対象とした大規模健康増進プロジェクトである岩木健康増進プロジェクトで調査を行っている。具体的には以下の項目を検討 予定である。 健診参加者へ問診より既往歴、現病歴、服薬状況、喫煙、飲酒や運動習慣、労働環境などの生活習慣・妊娠分娩歴、月経歴、閉経の有無、更年期症状の有無等、食事調査など、身長、体重、体脂肪率、BMI、ウエスト・ヒップ比、腹囲、内臓脂肪、下腿周囲径、上腕周囲径などの身体計測、血圧、四肢血圧測定(PulseWave Velocity 脈波電波速度)、心電図検査、各種血液検査(末梢血、肝機能、腎機能、糖代謝関連項目、動脈硬化関連項目、脂質代謝項目、骨粗鬆症関連項目、抗酸化関連項目、LH、FSH、E2、P、PRL、Tなどの性ホルモンを含む、抗ミュラー管ホルモンAMHなど)、尿検査、便検査、橈骨遠位端での骨密度検査・腸内細 菌の検査・口腔内や嗅覚の状態の調査、体力測定(握力、長座体前屈、ペグボード、全身反応時間、脚伸展・屈曲筋力、歩行能力テスト、重心動揺検査、スパイロメーター)、ロコモ25を用いたロコモティブシンドローム、認知機能検査(MMSE、簡易認知機能スケール)・尿検査にて尿中のエクオール、ダイゼイン、グリシテイン、ゲニステインの測定を行い、エクオール産生者を調査しており、上記により得られた結果について、エクオール産生能と食生活、生活習慣、腸内細菌との関連性、性ホルモンとの関連性、エクオールと生活習慣病との関連性について解析を行う予定で、統計解析中。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在データ整理ははある程度完了しており、統計解析中、論文作成中。
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Strategy for Future Research Activity |
データ整理、エクオール産生能の測定が終了している年度からデータ解析しており、今後全体のデータをまとめた上で学会発表予定。
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