Project/Area Number |
20K18433
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56070:Plastic and reconstructive surgery-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
富岡 容子 (桂木容子) 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20610372)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 再生 / 軟骨 / 誘導 / 軟骨形成 / 再生誘導 / 瘢痕組織 / 陳旧性血腫 |
Outline of Research at the Start |
形成外科領域において、軟骨組織は再建材料として広く用いられている。ただし採取に際してのドナー犠牲の問題が残る。 一方、陳旧性の耳介血腫においては、軟骨の過形成が生じる。
本研究では耳介血腫形成後に軟骨組織が過形成を来す過程、in situにおいてはどのようなサイトカインや増殖因子が軟骨形成を惹起するのかを解明することで、培養元となる軟骨採取を必要としない軟骨再生の誘導方法開発 をめざす。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではin situにおいてはどのようなサイトカインや増殖因子が軟骨形成を惹起するのかを解明することで、培養元となる軟骨採取を必要としない軟骨再生の誘導方法開発 をめざす。 本研究期間内に、まずは血腫形成後に耳介軟骨過形成を来す動物モデルを確立することを目標とした。 具体的にはマウスの耳介軟骨に検証物質を注入するにあたり、適切な器具や注入量、手技、トレース、固定、染色方法 などをはじめにパイロットスタディとして様々検討した。とくに軟骨組織を含む切片の作成にあたっては、試行をくりかえしたが、川本法を採用することで安定した切片作成が可能となった。染色・傾向トレース含め一通りのメソッドを確立させたところで、3群(詳細は論文をもって発表予定)+コントロール群にわけた5週マウスの耳介軟骨膜下にそれぞれ注入し、一部は蛍光色素によるトレースを行った。1、2、4、8、12週時点で評価を行い、組織評価を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID 19感染拡大防止対策により研究従事が叶わない期間が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度に確立したメソッドを応用し、今後は注入物質の比較検討を行うことで、さらなる進捗を図りたい。
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