Project/Area Number |
20K18555
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57040:Regenerative dentistry and dental engineering-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山本 麻衣子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 医員 (00795023)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 脂肪組織由来幹細胞 / Ge-132 / スフェロイド / 骨津補填材 / 骨再生 / 頬脂肪体 / ASC |
Outline of Research at the Start |
申請者はマウス腹部皮下脂肪において、脂肪組織由来幹細胞(ASC)の中で、細胞表面抗原CD90とCD105を同時発現する細胞集団において骨芽細胞への分化能が高いことを報告した。また、ASCからスフェロイドを効率的に作製する手法も有しており、効果的な骨移植法も検討を行っている。本研究では、マウス頬脂肪体に由来するASCに、骨芽細胞分化能の促進や石灰化促進が報告されているGe-132を添加し、細胞増殖能、骨芽細胞分化能、石灰化能、CD90、CD105の組成変化の比較を行うと共に、Ge-132添加型ASCにおいてのスフェロイドの作製、組成、立体構造の変化、骨欠損部への移植により骨再生を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
申請者はマウス腹部皮下脂肪において、脂肪組織由来幹細胞(Adipose derived Stem Cell;ASC)の中で、細胞表面抗原CD90とCD105を同時発現する細胞集団において骨芽細胞への分化能が高いことを報告した。また、ASCからスフェロイドを短期間で効率的に作製する手法も有しており、現在スフェロイドを使用し、安全で効果的な骨移植法も検討を行っている。本研究では、マウス頬脂肪体に由来するASCに、骨芽細胞分化能の促進や石灰化促進が報告されているGe-132(有機ゲルマニウム)を添加し、細胞増殖能、骨芽細胞分化能、石灰化能、CD90、CD105の組成変化の比較を行うと共に、Ge-132添加型ASCにおいてのスフェロイドの作製、組成、立体構造の変化、骨欠損部への移植により骨再生を検討する。本研究では頬脂肪体由来ASCにGe-132を添加して立体的な細胞接着と圧倒的な細胞数を有する巨大スフェロイドを作製することで、簡便で安全で効果的骨再生法を開発することが目的である。 本研究では、①マウス頬脂肪体由来ASCをGe-132添加群、コントロール群にて骨分化能、増殖能、石灰化能、CDファミリー組成、骨分化期間、石灰化期間の比較検討を行う ②Ge-132添加群スフェロイドを作製し、内部のシグナルや細胞壊死の検討を行い、Ge-132含有ASCスフェロイドが生命維持また幹細胞の特性を維持しているか比較検討を行う ③マウス頭蓋骨骨欠損部にGe-132含有ASCスフェロイドを用いて骨再生能の評価を行う。 現在、Ge-132含有スフェロイドの組成や特性と研究しており、コントロール群と比較して内部壊死が少ない傾向が認められている。今後は動物実験も並行して行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学臨床業務が多忙であり、実験が滞っている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、臨床業務を減らし、実験する時間を捻出する予定である。
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