閉塞性睡眠時無呼吸に対するOA治療評価のバイオマーカーの有用性
Project/Area Number |
20K18698
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
|
Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
坂本 由紀 関西医科大学, 医学部, 助教 (60734168)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
|
Keywords | 睡眠時無呼吸 / 脳波 / バイオマーカー / 口腔内装置 |
Outline of Research at the Start |
閉塞性睡眠時無呼吸(Obstructive sleep apnea; OSA)のわが国における罹患数は推定500万人と言われ、様々な合併症を引き起こすといわれている。OSAによって心血管合併症のリスクが増大し、OSA自体が炎症反応を惹起し、動脈硬化を促進するともいわれている。今回われわれは動脈硬化や心血管系障害のバイオマーカーであるCRP (hsCRP)、IL-6、TNF-α、microRNA(miRNA)を用いて、OSAに対するマウスピースの効果と動脈硬化の相関関係を調査する。またOAは睡眠の質にどのような影響を与えているのかを脳波を用いて評価する
|
Outline of Annual Research Achievements |
症例の中にはデータ採取中にペースメーカーを留置する症例もあり、口腔内装置による効果なのかが不明なる症例や、TNF-αが口腔内装置使用後に微増する症例もあった。 現在のデータではバイオマーカーとOA奏効率に有意な相関関係は認められていないが、症例数がまだ少ないため、結論は得られていない。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナにより患者が現在減少傾向であり、睡眠時無呼吸の患者の受診が減少している。 しかし、循環器内科からの紹介などにより心疾患の患者を有する患者には採血などのデータ採取を随時行っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
症例数を10例にしぼりデータを収集してOA奏効率と採血データの関連の有無を明らかにしていく。もし有意な関係が認められたら、今後は多施設でも検討したい。
|
Report
(3 results)
Research Products
(1 results)