Project/Area Number |
20K18863
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
畠山 洋輔 東邦大学, 医学部, 助教 (80830182)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 診療ガイドライン / 医療の質 / 調査票調査 / インタビュー調査 / 根拠に基づいた医療<EBM> |
Outline of Research at the Start |
本研究は、診療ガイドラインの実装に焦点を当て、まず、診療ガイドラインの分析と作成者の調査に基づいて、実装に関する作成側の活動状況と課題を明らかにする。加えて、DPCデータなどを利用した遵守状況、患者の健康アウトカムに対する影響を確認する仕組み、臨床現場において診療ガイドラインを参照することのできる情報環境の整備状況の調査を通して、臨床現場における診療ガイドラインの実装の状況を把握する。作成者側と活用者側の双方の現状を実証的に明らかにすることを通して、日本において診療ガイドラインが医療の質の向上、標準化に寄与するための実装・活用の方策について提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでも継続して行ってきた診療ガイドラインの質評価について、新たに特定できた診療ガイドラインを対象に実施した。診療ガイドラインの評価結果を用いて、診療ガイドラインの質が経年的に向上してきたことを明らかにした。既存の方法では質の詳細を明らかにすることができていなかったため、診療ガイドラインの質評価ツールの詳細項目に着目し、時系列推移を分析することを通し、診療ガイドラインの質向上の余地がある部分を特定することができた。 2020年度に実施した診療ガイドライン作成代表者に対する調査と、これまでに実施してきた診療ガイドラインの質評価に基づいて、診療ガイドラインの作成過程に作成の専門家が参加することで、診療ガイドラインの質が向上することを明らかにし、論文としてまとめて投稿し、英文誌に掲載された。また同じデータに基づき、作成の専門家が参加することで、診療ガイドラインの発行後の活用促進の取り組みも活発になることを明らかにした。この点については現在英文誌に投稿中である。さらに、本調査票調査の結果に基づいて、診療ガイドラインの作成過程で既存の診療ガイドラインを検索収集することが、診療ガイドラインの推奨にとって重要なエビデンスを発見する契機になっていることを明らかにした。この点は学会発表を行った。 次に、臨床現場、特に、臨床研修病院における診療ガイドラインの活用、教育の実態・課題を明らかにすることを目的とした調査を実施した。2023年度は、臨床研修病院の研修管理委員会委員長にインタビュー調査を実施した(1病院)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査は計画よりやや遅れて遂行してきた。査読過程が長くなり、結果の公表が遅れてしまっている。
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Strategy for Future Research Activity |
得られたデータをもとに学会報告、論文発表を予定している。
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