Project/Area Number |
20K18876
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
沼沢 益行 東京医科歯科大学, 統合教育機構, 特任講師 (40844220)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 教学IR / Institutional Research / システム開発 / 医学教育 / 教育支援 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、全国の医療系大学のIR(Institutional Research)における膨大な教学データの分析を支援するため、あらゆる使用者にとってごく簡便に利用可能な効率的データ分析システムを開発することである。 本研究のシステムでは、AccessやRの処理を内包したマクロを創作することにより、少数回のマウスクリックといったごく簡易な操作のみで、データの紐づけとそれに続く多変量解析等まで可能となる。 データ分析状況やニーズ等についてアンケートおよびインタビュー調査を行うことにより、利用者のニーズに応える機能を備え、Excel等の汎用的なプラットフォームで利用可能なシステムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
教学IR(Institutional Research)では、膨大な教学データを個人のID(identification data)を介して紐づけた上で分析する作業が必須である。本研究の目的は、全国の医療系大学のIRにおける膨大な教学データの分析を支援するため、あらゆる使用者にとってごく簡便に利用可能な、データを紐づけた上での統計分析を迅速に効率良く行うシステムを開発することである。 2023年度は、VBA(Visual Basic for Applications)により前年度までに作成した下記の各種マクロにおいて、業務効率化や業務分担等のための簡便化や自動化、および使用難易度の低さを向上させるために、プログラムの改修を行った。 改修したマクロの例は以下のとおりである。(1)紐づけたいExcelファイル複数を1つのフォルダ内に配置した上で、それらが個人のIDで紐づけられたデータをワンクリックで自動作成できる。(2)各個人の行と各設問の列から成る回答一覧という汎用的な形式のアンケートデータから、報告書等にそのまま流用可能な集計グラフ一式、および自由記述回答一覧を整頓して並べたレポートを、ほぼワンクリックで自動作成できる。(3)無料統計解析ソフトのRと連動させ、Excel画面上でデータセットの目的変数の列、説明変数の列のセルを直接マウスでクリックするだけで、選択した変数での線形回帰分析がR上で実行され、各回帰係数、その95%信頼区間、p値等がExcel画面上に出力され、また実行されたRスクリプトがWord文書として出力される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
過年度のアンケート調査の結果から、あらゆる使用者にとってごく簡便に利用可能な、教学データの分析を迅速に効率良く行うシステムを開発することの意義が示唆されており、ニーズを考慮したプログラム改修により、業務効率化や業務分担等のための簡便化や自動化、および使用難易度の低さを向上させることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、開発や改修を重ねてきたシステムを部分的にでも公開可能とする。
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