日本の一般診療における過剰診断の実態把握のための調査研究
Project/Area Number |
20K18899
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Tama Medical Center (Department of Clinical Research) |
Principal Investigator |
綿貫 聡 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立多摩総合医療センター(臨床研究・教育研修センター臨床研究部), 救急・総合診療科, 医長 (70839951)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 診断の質 / 診断エラー / 診断エクセレンス / 過剰診断 |
Outline of Research at the Start |
これまでの過剰診断に関する研究では、過剰診断の有無を検査結果から調査するというもので、これらの研究により過剰診断が多数発見されたものの、過剰診断自体の存在を発見することに関しての検討が行われることは少なかった。本研究の創造性としては、これまで十分に検討がなしえなかった、過剰診断同定の客観的基準という点に関して、日本の診療において活用可能な過剰であるか否かの判断を調査するための客観的な判断基準/妥当性基準を構築することを検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナ感染症流行下のため、国内・海外学会などへの出張、それに伴う情報収集などが困難な状況に陥った。そのため、国際学会でのインタビューなどの予定については設定が困難であり、執り行わなかった。国内での活動を継続し、その中でも可能な活動として、オンラインでの情報収集、活動を行った。医療の質・安全学会における診断改善WG、また日本プライマリ・ケア連合学会医療の質・安全委員会のメンバーとのディスカッションを継続した。 学術集会での活動としては、2022年5月第95回日本整形外科学会学術総会「診断の質の向上と医療安全 : 診断エラーを回避するために知っておくと良いこと」、2023年2月第26回日本病院総合診療医学会学術総会「日本の病院総合診療医が質改善・患者安全領域で貢献していくための方略を考える」などの講演機会において診断の適正化の視点で話題提供を行った。診断の質と患者安全の観点の記事として、「集中連載◎「Diagnostic Excellence」を追求しよう 患者安全における「診断の質」は大きな転換点に」を、日経メディカルOnlineに掲載した。また、総合診療誌(医学書院)の特集 「診断エラー」を科学する!-セッティング別 陥りやすい疾患・状況」を編纂した。 診断の質に関連したAHRQのbrief report「Operational Measurement of Diagnostic Safety: State of the Science」の翻訳について現在医療の質・安全学会誌への掲載を調整中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
日本と世界における過剰診断における情報収集を継続しており、また現時点で国際的な状況は研究開始時とは大幅に変化していないと考えられるが、現時点で診断の質に関連した新たなフレームワークの構築は施行できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
AHRQのbrief report「Operational Measurement of Diagnostic Safety: State of the Science」の翻訳、また診断の質に関連した日本の研究者との対話を踏まえて、プロダクトの作成を行う。
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Report
(3 results)
Research Products
(24 results)
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[Journal Article] 診断エラー2022
Author(s)
王謙之・綿貫聡
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Journal Title
小児内科2022年54巻増刊号 小児疾患診療のための病態生理3 改訂第6版
Volume: 54巻増刊号
Pages: 25-29
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[Journal Article] Diagnostic error rates and associated factors for lower gastrointestinal perforation.2021
Author(s)
Taku Harada,Takashi Watari,Satoshi Watanuki,Juichi Hiroshige,Seiko Kushiro,Taiju Miyagami,Syunsuke Syusa,Satoshi Suzuki,Tetsuya Hiyoshi,Suguru Hasegawa,Shigeki Nabeshima , Hidetoshi Aihara , Shun Yamashita,Masaki Tago et al
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Journal Title
Scientific reports
Volume: 12(1)
Issue: 1
Pages: 1028-1028
DOI
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Peer Reviewed
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[Book] 診断エラー学のすすめ2021
Author(s)
志水太郎,綿貫聡,和足孝之
Total Pages
335
Publisher
日経メディカル
ISBN
9784296109319
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