DPCデータを用いた医療の質のアウトカムに関する研究
Project/Area Number |
20K18961
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
國澤 進 京都大学, 医学研究科, 准教授 (00732877)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
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Keywords | 医療の質 / DPCデータ / アウトカム / データベース |
Outline of Research at the Start |
医療をよりよくしていくためのツールや情報としての「医療の質」の評価は、病院や行政を含め利用され広がりつつある。しかし、「医療の質」を評価するためには膨大なデータを数値化・可視化してアウトカムとして解析する必要があるが、その方法は未だに不十分である。また本邦ではデータ入手に制約があるため、日本全国レベルでの解析は進んでいない。 本研究では、アウトカムの新たな解析法の開発を行う。具体的には、特に手術に関連した死亡を含む望まれないアウトカムの発生率や、望ましい医療の実践の指標化を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
最近ではDPCデータやレセプトデータ(診療報酬請求データ)の二次利用が、日本の医療を解析する手段として、その利用の研究が進んでいる。中でもDPCデータはレセプトデータに比べて臨床情報がより多く含まれその活用が注目されている。ただし、これらいずれの入手可能性も非常に厳しく制限されている。 本研究では、厚生労働省DPCデータの利用を申請し、データ提供を受け、解析を行った。 研究開始の2020年、予定通り厚生労働省DPCデータの利用を申請し、データの解析を実施した。2022年度は論文として成果をまとめ、厚生労働省の審査を受け、プレプリントとして公表後、査読付き雑誌への投稿し、査読を受けている。本申請時現在、査読中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
途中年度において、新型コロナウィルス感染対策のため、解析を実施するための環境へのアクセスが想定していたものより少なくなったため、研究期間を延長した。ただし、当初予定していた研究成果の公表まで行えており、現在、査読付き雑誌への投稿を行い、査読を受けているところである。
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Strategy for Future Research Activity |
査読付き研究成果の公表として進めていく。 また、それと並行して、医療の質に関する研究を進めていく。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)