Project/Area Number |
20K19178
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
岡田 麻代 富山県立大学, 看護学部, 助教 (30846150)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 父親 / 育児支援 / 産後うつ / 予防 |
Outline of Research at the Start |
核家族化や女性の社会進出等に伴い、育児において父親役割が急速に変化し、父親を取り巻く育児環境は転換期を迎えている。その結果、父親における産後うつの増加が問題となり、父親の心理面への支援が重要な課題である。本研究では同世代の仲間が相談役となり情報や価値観を分かち合う、ピアエデュケーションを取り入れる。父親同士のピアエデュケーションにより、父親独自のネットワークが確立し、父親モデルの模索段階にある父親にとってエンパワーメントとなる。本研究では、ネットワークおよびエンパワーメントに重点をおき、ピアエデュケーションを用いた父親同士の父親学級プログラムを開発することを目標とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
現代、核家族化や女性の社会進出などに伴い、育児における父親の役割が急速に変化している。急速な変化に対応するため、育児・介護休業法の改正など父親への育児支援が進んでいる。父親の意識も変化してきており、家事や育児を積極的に行う父親が増えている一方で、子どもとの接し方に自信が持てずにいる父親もいる。また、母親の産後うつだけでなく父親の産後うつについても注目されるようになってきており父親への継続的な支援について検討が必要である。 本研究の目的は父親のネットワークおよびエンパワーメントに重点を置き、ピアエデュケーションの手法を取り入れた父親同士の父親学級プログラムの開発することである。ピアエデュケーションは同世代の仲間が相談役となり、情報や価値観を分かち合う仲間教育である。 2022年度は、父親学級プログラムの作成と試用を行う計画であった。 プログラムの基盤として、父親の育児に関するニーズ調査の分析を行っており、より焦点化するためインタビュー内容の再分析を行った。父親が妊娠期や分娩期を過ごす中で、また育児を行う中で感じている困難感に焦点をあて、育児の準備段階である妊娠期から順に分析を行ってきた。結果として、父親は妊娠の経過や育児への知識不足などがある中でも、妻を気遣い、夫としての役割や父親としての役割を模索していることが明らかとなった。 また、文献検討を行い、妊娠期の父親の役割行動や育児期における父親の体験、育児における夫婦関係の変化などの現代の父親における状況が明らかとなり、今後のプログラム作成のための資料として活用していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度途中に育児休業から復帰したこと、2020年度まで行っていた分析をより焦点化するため再度分析をし直していることや、教育などの業務により遅れが生じている
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Strategy for Future Research Activity |
分析の結果や文献検討の結果をもとに父親学級プログラムの計画を作成していく。 協力の得られる父親とともにプログラムの内容を精選しながら、実施、効果の検証を行っていく予定である。結果発信として学会発表や論文投稿を予定している。
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