Project/Area Number |
20K19304
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
黒岩 良太 千葉大学, 医学部附属病院, 主任理学療法士 (40867660)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | MI-E / リハビリテーション / 理学療法 / 人工呼吸器関連肺炎 / ICU |
Outline of Research at the Start |
人工呼吸器関連肺炎(VAP)は院内肺炎であり死亡率も増加させる要因の一つである。VAPの予防には気道クリアランスが重要であり,mechanical in-exsufflation(MI-E)は、咳嗽機能低下の患者に対し気道クリアランスを維持するクリティカルな手段であるが、集中治療領域でのMI-Eの研究報告は少ない。 MI-Eの使用によりVAPの予防が可能となれば、死亡率の低下、身体機能の早期改善、さらには医療費の削減という医療経済効果も期待できる。「MI-Eは集中治療領域でも安全かつ有効的に使用できるか」の問題を解決するため、MI-Eの安全性とVAPに対しての有効性について明らかにする研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
後方的な研究としては、2023年に英文誌のRespirology Case Reportsでオープンアクセスとしてアクセプトされたため、一定の進展があった。 この論文では、排痰補助装置であるMechanical in sufflation -exsufflationの安全性の研究として、重篤な自律神経障害を呈するギラン・バレー症候群の患者2名に対しこのMechanical in sufflation -exsufflationを使用した場合、特に心血管関係の有害事象を助長する可能性があるが、適切なモニタリングを行うことで安全にMechanical in sufflation -exsufflationを実施でき、肺炎の予防や無気肺の改善を図ることができたという報告であった。また、これまでMechanical in sufflation -exsufflationを使用した患者の背景や適応条件などを後方視的に確認するためにデータベース化を行い、症例の積み重ねを実施している。 また、第7回佐賀呼吸療法セミナーにてMechanical in sufflation -exsufflationの使用方法と適応について、オンラインにて講演を行い、現在実施している研究成果や今後検討している前向き研究の概要についても発表した。 一方、前向き研究においては、新型コロナウイルスの影響により、患者家族への説明と同意のタイミングが研究開始の障壁となっていた。現在、前向き研究の遂行に向け実務的に研究遂行可能な研究計画書に修正し、2023年に倫理審査の変更が承認された。現在研究開始のために実務者で準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
後方的な研究としては、2023年に英文誌のRespirology Case Reportsでオープンアクセスとしてアクセプトされたため、一定の進展があった。 一方、前向き研究においては、新型コロナウイルスの影響により、患者家族への説明と同意のタイミングが研究開始の障壁となっていた。現在、前向き研究の遂行に向け実務的に研究遂行可能な研究計画書に修正し、2023年に倫理審査の変更が承認された。現在研究開始のために実務者で準備中である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルスの影響により前向き研究が開始できていないため、研究開始に必要な物品等の購入ができておらず次年度使用額が生じている。現在、研究開始に向けて 2023年に実務的に臨床試験遂行可能とするための倫理審査変更手続きを行い承認されたため、関係部署と開始に向けて準備中である。
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