オステオサルコペニアを有する高齢心不全の臨床的特徴と予後に関する検討
Project/Area Number |
20K19313
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
長岡 凌平 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60860286)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 慢性心不全 / オステオサルコペニア / サルコペニア / 骨粗鬆症 / 心不全 / 高齢者 |
Outline of Research at the Start |
近年,サルコペニアと骨粗鬆症が併存したオステオサルコペニアが健康寿命の短縮をもたらす新たな疾患概念として注目されている.心不全の病態はオステオサルコペニアの病態形成と密接に関連しており,オステオサルコペニアを治療し適切に予防・管理するための心臓リハビリテーションプログラムの開発が求められている.本研究は,高齢心不全のオステオサルコペニアの発症や進行に関与しうる臨床背景因子を探索し,オステオサルコペニアと予後との関連性に影響する因子を特定することで,オステオサルコペニアを有する高齢心不全患者に対する新たな疾患管理プログラム開発のための基礎データの収集を目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,高齢心不全患者を対象に,(1) オステオサルコペニアの発症や進行の関連因子を横断研究による網羅的解析によって探索すること,(2) オステオサルコペニアと予後との関係に影響する因子を,前向きコホート研究によって特定することを目的として行われている. 2021年度には、本研究の遂行に必要な患者情報を登録するデータベースの運用を継続した. また,心不全患者においてオステオサルコペニアの合併が退院時の ADL 能力に与える影響を検討するため過去起点コホート研究を実施し,その結果を学会で報告した. 加えて,オステオサルコペニアに関連する因子としてビタミンDに着目し,まずはサルコペニアとビタミンDとの関連を検討することとした.結果として,心不全患者において血中ビタミンD濃度の低下はサルコペニアの独立した予測因子であることが明らかとなった.本研究の成果は国際誌に投稿中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ベータベースへの患者情報の登録は進んでいるが,COVID-19 により入院が制限されたことに伴い,登録患者数が予定していたよりも少なくなってしまったため.
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Strategy for Future Research Activity |
運用を開始したデータベースへの患者情報の登録を継続していく.また,本年度はオステオサルコペニアと生活機能・予後との関連をより詳細に再解析し,その成果を国内・国外にて発表し,国際誌へ投稿する.
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)
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[Presentation] Does serum 25-hydroxyvitamin D levels have impacts on sarcopenia in patients with chronic heart failure?2022
Author(s)
Ryohei Nagaoka, Satoshi Katano, Ryo Numazawa, Hidemichi Kouzu, Katsuhiko Ohori, Suguru Honma, Tatsuki Kamoda, Kohei Sato, Ryo Nishikawa, Wataru Owada, Nobutaka Nagano, Masayuki Koyama, Masaki Katayose, Akiyoshi Hashimoto, Toshiyuki Yano
Organizer
ESC Preventive Cardiology 2022
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Int'l Joint Research
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