アミノ酸漏出抑制によるサルコペニア対策に着目した新たな透析期腎リハの確立
Project/Area Number |
20K19350
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
田村 由馬 獨協医科大学, 医学部, 研究員 (60727585)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 骨格筋電気刺激 / 透析療法 / 腎臓リハビリテーション |
Outline of Research at the Start |
透析患者に頻発する骨格筋減少症の抑止に向けて、透析中の骨格筋電気刺激と栄養補助の併用による効果を解明する。透析療法は、腎代替療法として必須の治療であるが、骨格筋合成や運動を行うために必要なタンパク質が漏出してしまう難点がある。運動療法の効果を高く引き出すためには、適切な栄養管理も必須である。透析患者における骨格筋電気刺激と栄養補助療法はそれぞれ多くの効果を認めてきた。今回、それらを透析中に併用することでの即時効果と長期効果をアミノ酸総量や骨格筋異化マーカー、身体機能や非観血的な骨格筋評価により介入効果を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は透析患者のサルコペニア改善を目的とした、補助栄養の摂取と神経筋電気刺激(NMES)療法による効果の解明である。透析患者は透析濾過によるアミノ酸の体外漏出がサルコペニア発生の一要因と考えられ、さらに糖尿病性腎臓病患者では細胞内の代謝異常を有すため、体蛋白の崩壊により骨格筋異化を早める原因となる。これらの解決に腎臓リハビリテーションが有用であるが、努力的な運動以外にも受動的に行えるNMESの有用性が報告されている。透析中における補助栄養摂取後のNMESの施行は、血糖上昇を抑制し、透析終了後の血糖変動の安定化にも有効である事を報告した(J Clin Med. 2022;11)。現在は、アミノ酸の漏出の観点より、透析中のNMESと補助栄養摂取における急性効果の検討を進めている。加えて、透析中のNMESと補助栄養摂取を6カ月間施行することによる骨格筋機能と身体機能の長期効果の解明を進めている。補助栄養はHMB(β-hydroxy-β-methylbutyrate)を用いる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
神経筋電気刺激および補助栄養を摂取する介入研究であり、特定臨床研究に該当する可能性を精査するために時間を要した。測定実施施設との詳細な方法の手順書作成に時間を要したが、現在研究活動が進められている。
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Strategy for Future Research Activity |
対象者のリクルートが開始された。連携施設常勤職員と連携しかつチームでの役割分担を明白にし、EDCシステムを用いてデータを集積する。
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Report
(4 results)
Research Products
(57 results)
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[Journal Article] 内部障害の理学療法2022
Author(s)
江原 恭介, 寺島 雅人, 高橋 治憲, 田村 由馬
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Journal Title
理学療法とちぎ
Volume: 12
Pages: 33-40
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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