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マウス骨格筋における膜小胞輸送関連タンパク質の機能に関する形態学的解明

Research Project

Project/Area Number 20K19507
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

池澤 麻衣子 (高橋麻衣子)  群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50701322)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
KeywordsVAMP5 / SNARE / 膜融合 / ノックアウトマウス / VAMP / SNARE蛋白質 / 膜小胞輸送 / 形態 / 小胞輸送関連タンパク質 / 骨格筋 / SNAREタンパク質 / 電子顕微鏡
Outline of Research at the Start

本研究では、骨格筋の形成および維持の仕組みを解明するため、骨格筋細胞における膜小胞輸送への関与が考えられているVAMP5について、その発現と機能を形態学的に解析する。野生型マウスとVAMP5ノックアウトマウスの骨格筋細胞を比較し、細胞内構造の変化やオルガネラの局在に差異があるか、蛍光顕微鏡と電子顕微鏡を用いて調べる。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、骨格筋細胞における膜小胞輸送を解析し、骨格筋の形成および維持の仕組みを解明することである。膜輸送の際、膜小胞の繋留と融合に関与するSNAREタンパク質に着目する。そのうちVAMP5は、筋特異的に発現するといわれているが、その機能は不明である。 本研究は、骨格筋細胞内でのVAMP5発現を他オルガネラの局在と共に明らかにする。またVAMP5ノックアウトマウスの骨格筋細胞では、細胞内構造やオルガネラの局在がどのように変化したかを調べる。VAMP5の細胞内分布や欠損による変化を捉えるとこで、VAMP5の骨格筋細胞での機能について明らかにする。まずVAMP5ノックアウトマウスの産出を試みたところ、ノックアウトマウスは死産あるいは出生後1日以内で死亡することが多いことがわかった。一方でノックアウトマウスの胎児を調べた結果、子宮内では正常に成長し、出生前後に死亡している傾向にあることもわかった。出生後の死亡したノックアウトマウスを調べると、各臓器の発達不全や形態異常などは見受けられず、形態学的には正常に発達していると考えられる。今後は胎児でのより詳しい解析を行い、出生前後でのVAMP5の役割について解析を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

凍結精子からの産仔作出を試みヘテロマウスを得ることはできたが、ノックアウトマウスの個体は死産、あるいは出生後1日以内で死亡する個体が多かったため、十分な個体数を得られていない。今後は胎児での解析を検討している。

Strategy for Future Research Activity

ノックアウトマウスの個体は、死産あるいは出生前後で死亡する個体が多く、成獣で解析をするのが困難であることがわかった。一方で胎児では正常に生育できているため、今後は、胎児での解析を検討する。死亡したノックアウトマウスを調べると、各臓器の形態異常や発育不全などは見受けられなかった。胎児の状態では生育可能で出生前後で死亡する可能性が高いことから、呼吸機能の異常について調べる。以前の我々の研究から、野生型マウス成体の肺気管支において、VAMP5が強く発現していることがわかっている。出生時の呼吸動態の変化の過程において、VAMP5が何らかの役割を担っている可能性があり、解析を進める予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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