Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究では、近年市場に登場し、今後の幅広い利用が期待される新規メモリデバイス技術を用いた異種混載型のメモリシステムを有する次世代大規模並列計算基盤を対象とし、その高性能化・高効率化を目的として、ジョブスケジューリングに焦点を当て、特に当該メモリアーキテクチャに特化した、コスケジューリング方式に関する研究を行う。具体的な要素技術として、「データサイズ適応型コスケジューリング」及び「I/Oステージング考慮型コスケジューリング」と呼ぶ手法を提案し、これらの理論的側面の確立及び実機上での有効性の実証を行う。以上により、当計算基盤のジョブスループット・電力効率の飛躍的向上を実現する。