干渉除去技術を用いた複数端末連携による高信頼・低遅延無線ネットワーク構築
Project/Area Number |
20K19787
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 60060:Information network-related
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Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
小林 真 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (00843509)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 無線ネットワーク / 干渉除去 / 電波伝搬 / 電波 / 情報ネットワーク |
Outline of Research at the Start |
実空間と柔軟な仮想空間とを融合することで,人間にとって快適・安全な空間の実現を目指している.既存のISMバンド無線ネットワークによる実空間と仮想空間融合の取り組みでは,信頼性が低く遅延が大きいという問題があった.本研究では,実空間と仮想空間の密な融合に向けて,高信頼・低遅延無線ネットワークの実現を目的とする.具体的には,干渉除去技術とBackscatter技術等を制御することで,高信頼・低遅延伝送を実現するための自己干渉・外来干渉除去を用いた複数端末連携型無線ネットワークを設計・構築することを目指す.
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Outline of Annual Research Achievements |
申請者は,屋外環境において実空間と柔軟な仮想空間とを融合することで,人間にとって快適・安全な空間の実現を目指している.既存のISMバンドを用いた無線センサネットワークによる実空間と仮想空間融合の取り組みでは,信頼性が低く,遅延が大きいという問題があった.本研究では,実空間と仮想空間の密な融合に向けて,高信頼・低遅延無線ネットワークの構築を目的としている.具体的には,電波伝搬環境をに応じて干渉除去技術とBackscatter技術を制御することで,自己干渉・外来干渉の除去による高信頼・低遅延無線ネットワークを設計・構築を目指している. 本年度は,電波伝搬環境に関する測定,送信を,自己干渉除去を用いたアップリンクダウンリンク送信制御に関する研究,ミリ波を用いたビーム変調に関する研究を行った.電波伝搬環境測定では,地中の電波伝搬の特性について計測を行った.農業や土砂災害検知のためのセンシングのために地中との高信頼な無線ネットワークの構築するための基礎的なデータを取得する事ができた.成果の一部は論文誌に採録された.高信頼ネットワークを実現するための送信スケジュールに関する研究では,センシングする内容に応じた適応的な送信制御を行う手法を設計した.実空間の情報を仮想空間に取り込むために重要な研究であると考えている.本研究の一部は論文誌に採録された.自己干渉除去を用いた通信における伝送レート制御に関する研究では,低遅延な無線ネットワークを実現するために自己干渉除去技術を用いた無線ネットワークを構築するために必要なアップリンクダウンリンク送信制御手法に関する研究は論文誌に採録された.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ミリ波を用いた高信頼無線ネットワークに関する研究では国内学会発表をおこなった.各研究についても全体としては論文誌に採録されていておおむね順調に進捗していると考えている.電波環境に関する調査と,高信頼ネットワークのための送信スケジューリング手法については,論文誌へ投稿した.
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Strategy for Future Research Activity |
論文誌への採択を目指して,査読コメントを踏まえて研究を改善している.また,国内研究会で発表した内容を国際会議や論文誌へ投稿した.採録の通知は受け取っていないので,それらの査読コメントを踏まえて研究を促進するよていである.本年度は,新型コロナウイルスで実施できなかった無線ネットワークに関連する実験を行う予定にしている.実験結果をとりまとめて,研究をさらに推進させる予定である.
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Report
(3 results)
Research Products
(27 results)