Project/Area Number |
20K20028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 64060:Environmental policy and social systems-related
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Research Institution | Konan University (2022-2023) Kansai Gaidai College (2020-2021) |
Principal Investigator |
宮本 舞 甲南大学, 経済学部, 講師 (00844713)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 環境イノベーション / 特許 / 再生可能エネルギー / 環境経済学 / 計量経済分析 / 軽量経済分析 / イノベーション |
Outline of Research at the Start |
本研究では、環境保全と経済発展の両立に不可欠な環境分野におけるイノベーションに着目し、その環境イノベーションがもたらす効果について経済学的視点から分析をおこなう。具体的な事例として、低炭素化技術である再生可能エネルギーと次世代自動車に着目し、当該分野の技術開発やその普及が経済に与える影響について、計量経済学的な手法を用いて明らかにする。膨大な国際特許データと輸出入データを活用し、環境イノベーションの国際的な波及効果とその経済的価値に関する分析をおこない、世界市場における競争力獲得のプロセスを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
環境保全と経済発展の両立に不可欠な環境分野におけるイノベーションに着目し、その環境イノベーションがもたらす効果について経済学的視点から分析する。環境イノベーションとして、低炭素化技術である再生可能エネルギーと次世代自動車に着目し、当該分野の技術 開発やその普及が経済に与える影響について、計量経済学的な手法を用いて明らかにすることを目的とする。具体的には、以下の2点の研究に取り組んでいる。 ・研究A「特許の質を考慮した環境イノベーションに関する実証研究」 ・研究B「貿易統計を用いた環境イノベーション普及に関する実証研究」 本年度は両研究の分析結果の精査と分析結果の論文化および研究成果の発表に努める予定であったが、産前産後休暇および育児に伴い研究を中断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産前産後休暇および育児に伴い研究を中断したため
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は引き続き、分析結果の論文化および研究成果の発表に努める。 また、これまで再生可能エネルギー分野を対象におこなった研究を次世代自動車分野にも応用し、結果の比較をおこなう。特許データベースを最新のものに拡張し、技術分野が異なっても同様の結果が得られるか、さらなる結果の頑健性の確認をおこなう。 また、これまでの研究結果より再生可能エネルギー分野のイノベーションの失速が観測されることから、データの精査や原因の検討をおこなう。
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