Budget Amount *help |
¥25,870,000 (Direct Cost: ¥19,900,000、Indirect Cost: ¥5,970,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2022: ¥7,410,000 (Direct Cost: ¥5,700,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
期間4年目は、その最初に、代表者が所属機関を移籍し、新しい機関での活動立ち上げを行う必要があった。前任者の退官前の機関所属(「先取り人事」)であったため、代表者のオフィスが実質無く、研究室のスペースも仮であり、研究を実施する上でス困難な1年を過ごした。オフィスの状況は、2024年度初頭に改善され、最終年度当初は研究スペースの立ち上げを要しオーバーヘッドが大きい。 本研究プロジェクトは、期間を通して、コロナ禍、代表者の在外研究、代表者の所属機関の異動、先取り人事でスペースが仮の状態、など研究を安定して遂行することが困難な状況が続き、この困難は、最終年度にまで上に説明したように、持ち越されている。とはいえ、本プロジェクトの進捗は、極めて順調であるとの自己判断である。 期間初頭には、研究書籍の大賞受賞など、事前研究がまとめられ研究の前線が整理された。その上で、後半には新しい研究の方向性に着手できている。機関全体を通して、人のデータに内在する冪的特性が探求され、それに基づき大規模言語モデルを含む数理モデルの再現度合いが論じられた。冪的特性が、機械と人間の差を質・量の両方の観点から評価することが探求された。3,4年目の取り組みで、言語については、新しい冪乗則の解析手法が見出された。経済データについては、冪乗則を捉えて予測に生かすための新しい方法論が、応用の可能性をふまえて得られた。さらに言語と経済の両方を捉えた融合研究が行われた。画像についても、冪乗則を生かし、肝ガンを画像から検出する応用研究に結びついている。最終年度は、研究のまとめを行う。
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