Study on De-territorial Regional Sciences focusing on Creativity of Modern Rural Area
Project/Area Number |
20K20682
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 1:Philosophy, art, and related fields
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Research Institution | Yokohama City University (2021-2022) Tottori University (2020) |
Principal Investigator |
野田 邦弘 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (50403366)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 潔 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (10805534)
家中 茂 鳥取大学, 地域学部, 特任教授 (50341673)
佐々木 雅幸 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (50154000)
藤野 一夫 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (20219033)
鈴木 伸治 横浜市立大学, 国際教養学部(都市学系), 教授 (80272368)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 創造都市 / 過疎地 / 現代アート / 地域活性 / トリエンナーレ / 創造性 / 地域再生 / 移住者 / 内発的発展 / 創造農村 / 文化 / 人口減少 / クリエイティブ / 僻地 / イノベーション / 地域 |
Outline of Research at the Start |
脆弱な産業基盤や若者の流出のため地方の衰退が止まらないが、創造的人材が移住することにより、地域が活性化する地方の事例が増えてきた。本研究は、そのような地域を「クリエイティブ・リージョン」と位置づけ、そこではどのようなメカニズムが働き、地域が変容するのかを明らかにする。そのため、国内外の事例を調査し、その結果を地域創生政策パッケージとしてまとめ、出版するとともに社会実装を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、新型コロナウイルスの世界的蔓延による、行動制限のため、研究終了年度を1年延期し、2020年度から2023年度とした。そのようななかで令和4年度は、可能な範囲で国内調査研究を行った。 5月22日には、開催から30周年を迎えた神奈川県葉山町で続く「葉山芸術祭」の調査研究プロジェクト「Local Action Forum 地域発住民主体アートプロジェクトとまちづくりー葉山芸術祭30年と展望からー」に参加し、情報収集と意見交換を行った。そこでは芸術祭が30年間継続している理由として、他の芸術祭のような芸術監督方式ではなく、参加者が自分の企画を持ち込むという、住民主体の企画・運営を行っている事が確認できた。 6月3日は、文化経済学会〈日本〉研究大会(東京、文教大学)に参加し、分科会2-B「まちづくり」において座長を務め、3名の発表者との間で意見交換を行った。7月7日には、横浜市役所で初代都市デザイン担当官を務めた筑波大学名誉教授の岩崎駿介氏(茨城県石岡市瓦谷に移住)を『「都市の農村化」と協同主義』を出版したばかりの斎藤義則筑波大学名誉教授とともに訪れ、都市と農村の関係のあり方に関して3人で意見交換を行った。8月3日には創造都市ネットワーク日本(CCNJ)主催「創造都市政策セミナー」にウエブ参加した。 9月20日は日本ファッション協会・臼杵市・臼杵商工会主催のまちづくりシンポジウム「食文化創造都市臼杵の創造に向けて」のコーディネーターとして参加し、ユネスコ創造都市となった臼杵市の取り組み等について臼杵市担当職員等と情報収集と意見交換を行った。1月31日はCCNJ総会&創造都市政策セミナー(北九州市)に参加し、文化庁担当者、参加都市担当者の間で創造都市に参加した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスの世界的な流行とそれにともなう渡航制限などの行動制限により、研究計画の大幅な遅延をきたし、研究期間の1年延長を行ったところである。また、研究代表者は2020年度末で勤務校(鳥取大学)を退職し、現在の横浜市立大学大学院都市社会文化研究科で客員教授として本研究に従事している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の最終年度に際し、これまでの研究の遅延をふまえ、研究テーマの見直し(海外調査が十分できていないこと等)などを行ったうえで、研究を完成させたい。当初考えた世界の創造農村の現地調査と国内創造農村のネットワーク構築は、国内創造農村の比較調査に切り替える。そのため創造都市ネットワーク日本(CCNJ)創造農村部会(丹波篠山市が幹事)の協力のもと国内の創造農村に共通する課題を整理し、それらへの対応策の形成を目指す。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)
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[Book] 都市と文明Ⅲ2022
Author(s)
ピーター・ホール著、佐々木雅幸監訳
Total Pages
756
Publisher
藤原書店
ISBN
9784865783346
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