多文化共生に向けた日本語教育人材育成を目指したオンライン日本語会話システムの開発
Project/Area Number |
20K20800
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 9:Education and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小河原 義朗 東北大学, 文学研究科, 教授 (70302065)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 亜紀子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (10333767)
島崎 薫 東北大学, 文学研究科, 准教授 (70746966)
田鎖 楠奈 東北福祉大学, その他, 助手 (70869776)
犬飼 亜有美 仙台高等専門学校, 総合工学科, 特命助教 (50968279)
大西 由美 東北大学, 文学研究科, 助教 (00983800)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 日本語会話システム / 日本語教育 / 日本語教育人材育成 / 地域連携 / 多文化共生 |
Outline of Research at the Start |
地域の多文化共生とそのために貢献する日本語教育人材育成のためには、外国人にとっては日本語でのやりとりを通じて交流と日本語コミュニケーション能力の向上を目指す場、日本語教師を目指す日本語教育人材にとっては外国人とのやりとりを通じて日本語教育の基本的なトレーニングができる場を豊富に生み出すことが必要である。そこで、いつでもどこでも無料で日本語によるコミュニケーションが可能なオンライン日本語会話システムを開発し、外国人と日本語教育人材が日本語コミュニケーション能力と日本語教育のための資質・能力をそれぞれ磨く日本語教育人材育成システムを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
一昨年度までに様々な日本語非母語話者を対象に行ったオンラインによる日本語会話セッションの振り返りを踏まえ、昨年度から当初計画していたような一つのシステムに固定するのではなく、対象者ごとに個別のニーズや学習環境に合わせたシステムと内容でzoomを使って実施することに変更した。そのようにして実施したセッションの中から、宮城県内の遠隔地に散在して就労する外国人生活者を対象としたオンラインによる日本語会話セッションを対象にして分析を行った。その結果、参加者が質問や課題を持ち寄り、セッション内で解決策を話し合うことを通して、参加者自身が自律的に、または協働して課題解決に向かう様子が観察され、そのために必要な支援者の役割と人材育成につながる手がかりが示唆された。また、大学日本語教員養成課程の大学生が中心となり、主に地域の外国人住民を対象として実施した日本語会話セッションでは、実施してきた活動を活動集として整理するとともに、その実践について振り返りを行なった。その結果、セッションの参加者同士がオンライン上での活動でより関係性を深めたり、セッション外でも自由につながったりすることができるような人間関係の構築が課題として示唆された。そこでその課題解決の試みとして、外国人介護者を対象に行ったオンラインによる日本語会話セッションの参加者と、大学日本語教員養成課程の大学生をつなぎ、共に地域住民として介護について考える共修活動を企画、実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
様々な事情により、研究計画を変更し、研究期間を再延長して行うことにした。そのため、「遅れている」と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度から当初の計画を変更して、固定したシステムをデザインするのではなく、対象者と実施者によってシステムを柔軟に変えて、オンラインによる日本語会話セッションを実施してきた。最終年度は、それらの実践を踏まえた振り返りと分析を通して、セッションを維持し継続して実施する実施内容のデザインと体制、具体的にどのような参加者間の相互行為が求められるのか、これまでの先行研究や事例も踏まえて検討を行う。
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Report
(4 results)
Research Products
(7 results)