Improvement of teaching for children with intellectual disabilities: A teacher training approach based on psychophysiological data
Project/Area Number |
20K20804
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 9:Education and related fields
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
勝二 博亮 茨城大学, 教育学部, 教授 (30302318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新井 英靖 茨城大学, 教育学部, 教授 (30332547)
田原 敬 茨城大学, 教育学部, 准教授 (70735753)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 教材開発 / 特別支援教育 / 生体機能データ / 教師の力量形成 / 神経教育学 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,主に知的障害児の授業で用いられる視覚的教材に着目し,最新の視線探索装置を用いて子どもの視線パターンを取得して実態を把握した上で,その情報を活用した授業改善効果を質的方法により検討していく。本研究では,健常幼児などを対象とした基礎的研究も行っていくが,そのような基礎データを基盤としつつも,個々の障害事例に対する支援方法に最先端科学と教育を結びつけた指導方法の科学的検証を行うことで,教師としての力量形成にも踏み込んでいく神経教育学的研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,視線計測を中心とした生体機能データから,普段の行動観察では捉えにくい子どもの内的過程を明らかにし,その情報を教師にフィードバックすることの意義について検証することである。 令和3年度に基礎研究として実施した健常者24名を対象とした二肢強制選択課題遂行中の視線探索過程に関する研究成果については,関連する学会で発表を行い,学会誌に発表論文として掲載するに至った。さらに,当初予定していたアイトラッキング装置(Tobii Pro Fusion)を導入し,知的障害児を対象として上記の二肢強制選択課題遂行中の視線探索過程を検討した。その結果,いずれの対象児においても簡単な二者択一の選択行動であれば,すばやく判断することは可能であったが,事例の中には二肢を見比べた後に,選好側を注視する傾向を示すものがいる一方で,片側しか見ずに選好判断を行うような特異的な視線探索パターンを示す事例も認められた。 さらに,知的障害特別支援学校における授業場面中の視線計測を3事例で実施し,教師が用意した視覚教材を生徒が授業中にどのように見ているのかを検討した。その結果,教師が教材で意図した場所に視線が向けられているか,教師の言葉かけによって視線を向けることができていたかなど,教師が「見ているだろう」と推測していたことが実際にそうなっていたのかを検証でき,今後の教材作成や生徒への関わり方について再確認できることが利点として挙げられた。 その他,音響分析など,さまざまな生体機能データを用いた知的障害児の実態把握に関する研究を実施し,その一部は研究論文として成果の公表に至った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は新型コロナ感染症による影響はありながらも,知的障害児を対象とした生体機能計測を実施することができた。しかし,前年度からの研究遂行の遅延に伴う影響で,最終年度ではあったが延長申請を行ったことから,進捗状況については「やや遅れている」と評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
前述のように,今年度は視線の動きを活用した知的障害特別支援学校の授業改善にかかわる計測を実施することができた。最終年度ではあったが,延長申請をしたことによって,次年度はその成果を学会や論文等で発表することを計画している。
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Report
(3 results)
Research Products
(14 results)