Establish an oral health promotion model among type II diabetic patients in Nepal
Project/Area Number |
20K23171
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
原田 有理子 東京女子医科大学, 医学部, 非常勤講師 (60878263)
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Project Period (FY) |
2022-03-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 口腔保健 / 糖尿病 / ネパール / ヘルスプロモーション / フィールド研究 / コミュニティーヘルスワーカー / 口腔衛生 / 国際保健 / 新型コロナウイルス感染症 / 介入試験 |
Outline of Research at the Start |
近年歯周病と2型糖尿病は相互に関与していると報告されていることから、特に2型糖尿病患者に対する口腔保健推進は世界的に喫緊の課題となっている。ネパールでは都市化や生活習慣の変化により口腔疾患および2型糖尿病罹患率が増加しており、現地の社会文化的背景に沿った糖尿病患者に対する口腔保健推進が必要である。本研究は、行動変容理論から糖尿病患者の口腔保健行動(歯磨き行動)の決定因子を解明して現地のニーズに寄り添う口腔保健推進活動「イイ歯プロジェクト」を実施し、それが口腔保健行動の習慣化や歯周病罹患率の減少に寄与するかをランダム化比較試験にて検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ネパールにおけるⅡ型糖尿病患者に対してコミュニティーヘルスワーカー(CHW)が実施可能な口腔保健推進を実施し、その効果を検証するものである。これはフィールド研究であるため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を多く受けたものの、2022年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大も収束に向かい計画通り研究を推進することができた。1)CHWが実施可能な口腔保健推進活動に関する質的調査- ネパールではこれまでCHWは非感染性疾患の予防・管理に関する活動を行ってきたものの、口腔保健教育は活動の対象とされていなかった。CHWがどのように口腔保健の推進に携わることができるのか分析するために、ネパール保健省の歯科担当官・糖尿病担当官などを含む政策決定者およびCHWへの質的調査を実施した。2)CHWが実施可能な口腔保健推進教材の完成-歯科の専門的知識を持たないCHWに対して、糖尿病と口腔保健の関連性を含めた基本的な口腔保健に関する教育モデルを作成した。これまでに世界各国で行われた研究や教育教材を分析し、科学的根拠に基づいて草稿を作成した。その後、ネパールの文化や習慣に沿う教材にするために現地の保健省や専門家と共に内容を検討した。3)CHWへの口腔保健教育の実施-作成した教材を基に、対象地域のヘルスセンターに所属するCHWへの口腔保健教育を2日間にわたり実施した。通常の教育ではなく、デモンストレーションや討論を含め活発な会になるように努めた。4)CHWが糖尿病患者への口腔保健教育介入を実施-教育活動を受けたCHWは、それぞれのヘルスセンターにて糖尿病患者への口腔保健教育を三カ月にわたり実施した。毎月の糖尿病のフォローアップ受診の際に行う口腔保健教育に加え、歯ブラシ・フッ化物配合歯磨剤も配布した。三カ月の介入により、糖尿病患者の口腔衛生状態がどれくらい改善したかを分析するために、口腔診査を実施しデータを収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究はCOVID-19の影響を多く受けたが2022年はCOVID-19の感染拡大も収束したことから研究を順調に推進することが可能であった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、介入活動によって得られたデータを分析し、国際誌への投稿を目指す。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)