Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
COVID-19後、オンライン診療の積極的な活用が期待されるが普及は不十分である。医療におけるコミュニケーションは非常に専門性が高く、医療従事者と患者等の様々な関係性の間に情報の非対称性が生じやすい。これは世界共通課題で、都市部と過疎地の間でも情報リテラシーによる医療格差を生んでいる。そこで、遠隔コミュニケーションの充実によって安全かつ効率的な医療提供の機会を実現するため、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)を あわせた Extended reality:(XR) 技術によるホログラフィーを 用いて平面モニタでなくVR空間と現実空間に重畳し、立体空間的に提示できる遠隔コミュニケーションシステムを開発し、社会実装を目指す。