Budget Amount *help |
¥18,980,000 (Direct Cost: ¥14,600,000、Indirect Cost: ¥4,380,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Outline of Annual Research Achievements |
本課題は海洋生物多様性情報欠損海域である東南アジア沿岸海域を対象に、経済開発進展前(1970-2000)、現在(2010-2025)、将来(2040-2100)を通じた生物多様性の変化に関する広域かつ高解像度の復元・評価・予測を行うことを目的とする。特に、沿岸海域の中で多様な生態系サービスを提供しているマングローブ・海草藻場を対象とする。
2023年度は、7月にマレーシアで、シンポジウム”Marine biodiversity monitoring, research, and conservation for sustainable development in the Asia-Pacific Region”を本科研費のメンバーとともに企画し、ここまでの研究成果を発表するとともに、現地情報の収集状況を確認した。過去の生物多様性評価に用いる航空写真・衛星画像については、マレーシア、タイで本格的な解析を始めるとともに、フィリピン、インドネシアにおける調査サイトの選定を行った。野外調査については、マレーシアにおいて、マングローブと海草藻場の調査を継続し、生態系および生物多様性の時間的変化にかかるデータを収集した。
タイとマレーシアの海草藻場で、近年大規模な藻場面積の減少が生じているという情報を入手した。そこで、その海域におけるタイの調査予定地について、本研究参画者が先行研究で明らかにした1973~2009年の変動に関するデータと併せて解析をするための手法の検討し、次年度前半に現地調査を行うことになった。インドネシアおよびフィリピンの調査については、選定したサイトにおける許可申請手続きの準備を行うとともに、広域な空間動態の長期的な変化にかかる解析を進めた。
|