Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
基課題で基礎技術検討を行った迅速なマイクロプラスチック検出手法を応用した、高解像度の化学イメージング手法を用いて、サンゴの骨格に取り込まれたマイクロ・サブミクロンスケールのプラスチックを2次元・3次元的に可視化し、マイクロプラスチック汚染の時系列変遷を紐解くことを目的とする。サンゴの骨格内に蓄積されたマイクロプラスチックを、取り込まれた時期の情報とともに特定でき画期的である。過去に遡りプラスチックごみが発生し始めた当初からの汚染のトレースが可能となり、今後のプラスチック汚染コントロールに大きく貢献する情報取得につながる。