Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
がん免疫・化学療法の進歩は、劇的ながん再発率、死亡率の減少をもたらした。一方で、抗がん剤による心毒性が懸念され、心筋傷害を早期に発見し速やかに治療介入することが重要である。本研究は、がん免疫・化学療法関連心筋傷害の分子病態・病理組織学的機序を解明し、潜在性がん治療関連心筋傷害を検出できる新しいイメージングバイオマーカーを模索することで、がん治療関連心筋傷害の新たなリスク因子の探索、一次予防システムの確立を目指すことである。