Project/Area Number |
21500187
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Perception information processing/Intelligent robotics
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
伊藤 英則 Nagoya Institute of Technology, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80213073)
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Project Period (FY) |
2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | リラクゼーション / インタラクティブ / ロボット |
Research Abstract |
現在、社会人の多くは何らかのストレスを感じているといわれている。不眠症・うつ・恐怖症などの症状はこれらのストレスの程度が大きく関係しているといわれている。このような状況を少しでも緩和するために家庭や各種施設等で用いることを目的として癒しのロボット(ifbot)と癒しのマルチメディアコンテンツ(シンクロするサウンド+映像)生成システムと、及びこれらの機能をICチップにより小型化の研究開発を実施する。 平成21年度は、まず身体信号から映像を生成するシステムを開発し、その癒し効果を検証した。音楽テンポにおける癒し効果に同質の原理が提唱されている。我々が現在開発中の身体信号のリズムのカオス特性・フラクタル特性に注目した動画アニメーション生成システムを用いて、音楽テンポ同様同質の原理が存在していることを実験検証した。作成した映像は身体信号のフラクタル特性に整合した水面のゆらぎである。映像による効果の検証は、開眼状態で測定のため心拍測定による交感神経・副交感神経の活動状況を検証し、一定の有効性と将来的な可能性について確認した。 また、癒しの感性ロボット(ifbot)と人の表情インタラクションのために、恒等写像学習によって構築された感情空間内を、表情制御値の変化量が最小となる経路選択をして表情表出する手法を提案実装した。感情空間内の最小経路は、表情の制御値の線形変化による表情遷移とは異なり、感情的な表情変化を考慮することができるため、違和感の少ない表情を表現できると考えた。実験の結果、提案手法は、表情制御値を線形に変化させる方法と、感情空間内を線形に移動して表情を生成する方法の特徴を組合せた表情を生成できることが確認された。
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