The information tool to support associative learning for cancer patients and their families using a thesaurus dictionary
Project/Area Number |
21590588
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Medical sociology
|
Research Institution | Shizuoka Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
ISHIKAWA Mutumi 静岡県立静岡がんセンター(研究所), 患者・家族支援研究部, 部長 (90324516)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KITAMURA Yuko 静岡県立静岡がんセンター(研究所), 患者・家族支援研究部, 主任研究員 (10364035)
|
Project Period (FY) |
2009 – 2011
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
|
Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2011: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
|
Keywords | がん情報 / 情報提供 / 検索 / 連想学習 / シソーラス / 医療情報学 / がん患者家族 |
Research Abstract |
本研究の目的は、web版がんよろず相談Q&Aサイト(http://cancerqa.scchr.jp/)を用いて、がん患者や家族の問題解決過程をサポートする情報ツールを検討することである。検討に使用するデータは、自由記載による7885人のがん体験者の悩みの調査結果を基に構築したがん患者の悩みデータベース(同サイトで公開)のテキストデータの一部である。 4階層の静岡分類法で体系化されたこのデータベースは、患者視点の悩みのデータベースであり、医療と暮らしにかかわるがん患者の悩みを包括的にとらえている。また、具体的な悩みの短文で構成されているため、一般化された情報とは異なり、患者や家族は自身の悩みと重ねてとらえやすい利点がある。 まず、特に利用者の多い大分類である「症状・副作用・後遺症」と「診断・治療」のテキストデータを基に、テキストマイニングソフトを用いて、悩みデータ同士の関連性を探索してシソーラス辞書を作成し、その一部を「web版がんよろず相談Q&A」の類似文章検索プログラムに実装した。次に、自身の悩みに対する情報を求める利用者が、問題の整理、情報の集約へのナビゲーションとなるような手法、表示デザインを検討した。サイトのコンテンツでは、悩み(悩みの短文)と助言(一部の悩み)を記載したページへのアクセスが一番多いため、これらのページに問題を中心とした関連情報を表示することにした。 医療と暮らしにかかわる悩みや課題を包括的にわかりやすく表示するために、静岡分類法の項目ラベルを集約し5項目とし、試験的に、利用者が最初にアクセスした情報(悩みと助言)に加えて、アクセスした悩みの背景要因や関連する情報を、前述した5項目の悩みや課題にそって表示する機能を追加した。 しかし、導入前後のユーザーフローをみていくと、導入前後で明らかな相達はみられず、今後、さらに利用者の意識を喚起する情報整理を支援する仕組みの検討が必要である。
|
Report
(4 results)
Research Products
(6 results)