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造血幹細胞移植後のGVHDの病態に関与するmiRNAの同定とその役割の解析

Research Project

Project/Area Number 21591233
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Hematology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

高橋 直之  The University of Tokyo, 医科学研究所, 助教 (20337447)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中岡 隆志  東京大学, 医科学研究所, 講師 (80241256)
山下 直秀  東京大学, 医科学研究所, 教授 (90174680)
Project Period (FY) 2009 – 2010
Project Status Completed (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywords造血幹細胞移植 / 臍帯血 / microRNA / 遺伝子発現プロファイル / miRNA
Research Abstract

臍帯血16検体と健常人末梢血11検体からヘルパーT細胞、細胞障害性T細胞、単球、NK細胞を分画し、各分画について炎症刺激前後の細胞よりmicroRNAを含むtotal RNAを抽出した。
臍帯血、健常人末梢血のヘルパーT細胞、細胞障害性T細胞、単球について、免疫細胞の分化・活性化への関連が予想される69個のmicroRNAおよび11個の蛋白コード遺伝子mRNAの発現レベルをreal time PCR法で解析・検討した結果、20個のmicroRNAの発現が臍帯血由来細胞と健常人末梢血由来細胞の間で異なることが判明した。そのうち、3個のmicroRNAは、3分画共通、7個のmicroRNAはT細胞2分画共通の発現変化を示し、これらのmicroRNAは、臍帯血もしくは臍帯血T細胞を特徴づけるものと考えられた。また、8個のmicroRNAはMYCによる発現調節の影響が推測された。炎症刺激に対する反応は、臍帯血と健常人末梢血由来細胞とで大きく異なった。異なる挙動を示したmicroRNA、蛋白コード遺伝子mRNAは、臍帯血由来細胞の免疫学的な未熟性の分子的機序に関与することが推測された。本年度は、特徴的な挙動を示したmicroRNAの標的となりうる遺伝子について、バイオインフォマティクスを用いて解析・絞り込むとともに、実際に蛋白発現レベルの変化について検討した。
現在、結果をまとめ、論文投稿中である。
臍帯血移植後または骨髄移植後に急性GVHDを発症した症例のGVHD極期と回復期、およびGVHD未発症症例の末梢血サンプルを用いて同様の発現解析を予定していたが、十分な数のサンプルが集まらなかったため、行わなかった。統計的解析を行うのに十分な数のサンプルが集まり次第、解析を行う予定である。

Report

(2 results)
  • 2010 Annual Research Report
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2016-04-21  

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