Project/Area Number |
21592400
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Pathobiological dentistry/Dental radiology
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
納冨 武則 Tokyo Medical University, 医学部, その他 (40459590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高田 栄子 東京医科大学, 医学部, 講師 (50110903)
豊田 博子 東京医科大学, 医学部, 助手 (80468660)
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Project Period (FY) |
2009 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 口腔扁平上皮癌 / 薬剤耐性 / 細胞死 / 転移 |
Research Abstract |
細胞死関連蛋白質に属するBcl-2ファミリー蛋白質は細胞死抑制因子及び細胞死促進因子に分類され、これらのバランスによって細胞の運命(生存或いは死)が決定されるという考え方が支配的である。転移巣由来細胞株では原発巣由来細胞株に比べてTRAIL誘導性アポトーシスに抵抗性を示し、TRAIL誘導性アポトーシスにストレスキナーゼJNK活性化が関わっていることから、アポトーシス関連遺伝子と腫瘍の転移との関連性が示唆されており、また、細胞死抑制関連蛋白質に属するAkt, NF-κB, protein kinase C(PKC)-αなどは持続的なJNK活性化を負に制御していることが示されている。 本年度のin vivoにおける実験では、化学療法剤耐性及び転移性扁平上皮癌細胞株を免疫不全SCIDマウスへ接種し、腫瘍形成・サイズ、生存日数、化学療法剤感受性、及び転移の有無で評価を予定しており、その基礎実験として接種する細胞濃度の検討を行った。1*106cellsの接種では全例でその生着率が認められなかったが、濃度を高くすることで生着率は向上の可能性がある。In vitroにおける実験では、現在までに樹立された細胞株を用い、Akt1、Akt2、Akt3およびこれらのリン酸化(p-Akt)、またFOX、PTENについても同様に蛋白レベルで変化があるか確認を行った。結果、転移巣由来の細胞株でp-Akt1および3で上昇が認められたがp-Akt2ではその変化を認めなかった。FOXについては、転移巣由来の細胞株でFOX1,3および4の上昇を認めた。PTENはわずかながら転移巣由来の細胞株で上昇を認めた。
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