気象オントロジーを用いた異種気象データ統合利用基盤
Project/Area Number |
21650017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
北川 博之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (00204876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天笠 俊之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (70314531)
川島 英之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (90407148)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 気象データベース / データ統合利用基盤 / オントロジー / パターン分類 / 意味検索 |
Research Abstract |
本研究では,気象データの高度利用促進を目的として,気象オントロジーを核とした気象データと実世界情報との統合利用に関する研究を行った.具体的な研究成果は次の通りである. 【気象データ・環境データに対するオントロジー構築】 気象学の分野を対象としたオントロジー構築において最も重要となる,専門用語の自動抽出手法を開発した.提案手法は,論文データベース,Wikipedia, Web検索エンジン等の複数の情報源を有機的に利用する.まず,1)Wikipediaのカテゴリ情報を利用して,TermExtractorの手法に基づき,気象学に特有の単語を抽出する.2)次に,論文から名詞句を抽出し,その専門性をWeb検索エンジンを使って評価する.その際,気象学分野の確立した用語集であるAMS Glossaryを利用することにより,適切な閾値を設定できる点に特徴がある.実験による評価により,提案手法の有効性を検証した. 【意味的なデータベース検索】 ■XMLファセット検索:気象データ・環境データ等の分野で利用を進んでいる肌記述のデータを様々な視点から柔軟に検索するためのファセット検索技術の開発を,昨年度に引き続いて行った.XMLに対するファセット検索プロトタイプシステムを実装し,被験者実験により手法の有効性を示した.さらに,提案した検索システムをキーワード検索に拡張するとともに,その有効性の評価も行った. ■複数XMLデータの意味統合検索:確率的スキーママッチングを用いた複数肌データの統合的意味検索手法を提案し,実験によりその有効性を確認した.
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)