調理における感性の抽出と記録およびその再生に関する研究
Project/Area Number |
21650044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sensitivity informatics/Soft computing
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
布川 博士 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (00208274)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 孝一 宮城大学, 事業構想学部, 教授 (70325934)
佐藤 究 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (70282035)
小笠原 直人 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (30305312)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2010: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 調理 / 厨房 / 感性 / 感性工学 / 知識処理 / 暗黙智 / 厨房制御 / デジタルレシピ / 料理 |
Research Abstract |
計画していた(1)~(3)について以下の様に実施した (1)調理感性の抽出実験を実施:Aガス社(一部上場)の有するテストキッチンで3品の調理,冷蔵庫メーカ(業界3位)のB社のテストキッチンでホテルの立食パーティを想定した13品の調理のデータの取得実験を実施した.これにより,実調理現場で可能性・効率・欠点がわかった (2)デジタルレシピの編集と保存実験を実施:(1)の実験にともない,取得と同時にサーバヘインターネット経由での記録を行った.本実験にあたっては昨年度に作成したカメラや室温センサを有し,調理機器の稼働状況および制御が可能である高機能プロトコルコンバータを使用した.これにより,ネットワーク経由でデジタルレシピの編集と保存の可能性と効率がわかった (3)予定していたデジタルレシピを用いた調理感性の再現には至らなかった.(1)および(2)の結果を用いて基本的な制御は可能であることが確認できた.反面,それを一連の操作として自動制御するには至らなかった,原因はそのためのオーサリングシステムの構築が予算不足で外注できなかった為である計画した以外に(4),(5)の成果を得た (4)作成したシステムを展示会へ出展し意見の聴取を行った(大阪,来場者約3000名):これらの新聞報道が行われた(日刊工業新聞およびガスエネルギー新聞).また,新規技術開発の発表会で発表し技術・商品開発の専門家から意見聴取を行った(仙台,仙台市産業振興事業団主催).これらにより,我々が目指した利用方法以外への応用が可能であることもわかり,C商社との開発調査を開始できた (5)シンポジウムを開催した:布川(研究代表者)を委員長として実施.研究協力者である製造企業,コンサルタント会社,管理栄養士からの研究発表・討論会を開催した(日本感性工学会大会).これにより,我々の研究を一般来場者を含め,広くアピールすることができた
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)
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[Presentation] 厨房機器制御の現状と展望2010
Author(s)
布川博士, 佐藤究, 小笠原直人
Organizer
日本感性工学会第12回大会
Place of Presentation
東京工業大学 大岡山キャンパス
Year and Date
2010-09-11
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