Project/Area Number |
21653090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology of education
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Research Institution | Hitotsubashi University (2010) Shizuoka University (2009) |
Principal Investigator |
高浜 愛 一橋大学, 大学院・法学研究科, 講師 (90444645)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 共子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (40227153)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 自助グループ / 日本人留学生 / 留学後 / 心理教育 / 異文化間教育 / 帰国後 / リエントリーショック / 逆カルチャーショック |
Research Abstract |
本研究は、自助グループの導入という着想を軸に、日本人留学生の帰国後のケアを行う教育的な活動システムを開発し、その実践と評価を行うことを目的とする。具体的には、海外留学から帰国した日本人学生を対象とした自助グループ活動セッションを開催し、彼らの留学を留学前だけでなく帰国後に至るまで一貫して大学等がサポートするための教育的システムを立ち上げることを目指す。研究の初年度である平成21年度(昨年度)には、まず帰国留学生を自助グループ活動セッション参加群(支援群)とセッションに参加しない経過観察群(対照群)の2群に割り当てることから始めた。次に彼らの帰国後のニーズを質問紙により調査・分析するとともに、初回となる自助グループ活動セッションを試行的に実施した。セッションでは帰国後の逆カルチャーショックと再適応、さらに留学経験をふまえたキャリア構築をテーマとして扱い、参加者同士が留学活用方法等について語り合いを行った。そこで研究の第2年目であり最終年度にもあたる平成22年度(今年度)には、まず前年度の活動参加者および非参加者を対象として帰国後の状況やセッションの評価に関する継続(フォローアップ)調査を実施し、活動の効果を精査することから着手した。また、セッション改良に資すべく海外留学中の学生やセッションに参加しなかった帰国生に対する質問紙および面接調査を実施した。これらの調査結果に基づいて、前年度のセッション内容を改良し、さらに参加者同士の語り合いの機会を多く設けた教育プログラムを準備した。続いて改良版のセッションを、2度にわたって異なる帰国生のグループを対象として実施した。最後に改良版セッションの参加者による評価をもとに、帰国生向け自助グループ活動セッションの効果や影響に関する再検討を行った。
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