Project/Area Number |
21659262
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Embryonic/Neonatal medicine
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
田口 智章 九州大学, 医学研究院, 教授 (20197247)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家入 里志 九州大学, 大学病院, 講師 (00363359)
橋爪 誠 九州大学, 医学研究院, 教授 (90198664)
増本 幸二 福岡大学, 大学病院, 准教授 (20343329)
|
Project Period (FY) |
2009 – 2010
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
|
Keywords | 胎児治療 / 画像誘導手術 / マスタ・スレーブマニュピレータ / 先天性形態異常 / 胎児医学 / 胎児診断 / ナビゲーション |
Research Abstract |
・超音波画像とMRI画像の統合(2D-3Dレジストレーション) 従来の超音波の2D画像とMRIの3D画像を画像解析にて座標統合する技術を開発した。超音波の画像認識技術、及びMRIボリュームから高速に病変部を高速に抽出(セグメンテーション)する技術は既に開発済みであったため、これらを応用発展させ、座標統合技術と補完的に用いることできることを確認した。 ・MRI誘導による穿刺による胎児手術モデルでの実証実験 平成21年度の成果をうけ最終的にリアルタイムの診断と治療が融合した治療システムとしてのMRI撮像下でのマスタースレーブ手術支援ロボットを用いた実験を行った。まず臓器モデルを用いたMRIを撮像し、ナビゲーションシステムを用いて、臓器のセグメンターションを行い詳細な術前計画をたて、手術プロトコールを作成した。次に子宮を模したモデルを用いて経子宮的に小型ロボット用のトロカーを留置、3D内視鏡と7自由度を有するマニュピレータを子宮モデル内に留置、ロボットの鉗子先端と臓器のレジストレーションを行い、その後MRIのガントリ内にモデル・ロボット共にピットインし、撮像しながら、内視鏡画像・術前3D画像・リアルタイム撮像画像を参考に手術操作が可能なことを確認した。このMRI対応小型マスタースレーブ手術支援ロボットに分担研究者が開発したMRI対応多自由度細径鉗子を搭載し、その利点を最大限に生かした手術操作を遂行し、モデルを用いた手術操作では胎児手術操作が可能なことを実証した。
|