運動器再生医療を目指した多能性幹細胞から間葉系細胞への分化誘導シグナルの探索
Project/Area Number |
21659347
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中村 耕三 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60126133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松原 全宏 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40361498)
齋藤 琢 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (30456107)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 四肢機能再建学 / 幹細胞 |
Research Abstract |
間葉系マーカーであるPRX1、PRX2の種間で高度に保存されている近位3kbの配列を用いたルシフェラーゼレポーターアッセイにて、NFkBシグナルの主な転写因子であるRELAがPRX1、PRX2をともに強力に活性化し、またCREB/ATFファミリー分子がPRX1プロモーターを、KLFファミリー分子がPRX2プロモーターを、それぞれ選択的に強力に活性化することが判明した。プロモーターのデリーションアッセイにてそれぞれの応答部位を同定した。Prx1については、さらにその応答部位を中心に40bpほどの配列をタンデムに重ねてベーサルプロモーターに繋げ、蛍光蛋白EGFPを接合させることで、強力な蛍光レポーターカセットを作成した。これらをレンチウイルスベースに組み替え、iPS細胞に安定導入することを試みたが成功に至らなかったため、iPS樹立前の体細胞に一旦安定導入してからiPS細胞を樹立した。このiPS細胞はレチノイン酸をベースにした間葉系分化誘導法によって良好な発光を呈したため、この蛍光モニタリングシステムを用いて発現クローニングを行い、複数の間葉系誘導能を持つと予想される候補分子を得た。このうち転写因子p53のファミリー分子については、未分化間葉系細胞の凝集段階において強く発現することが確かめられた。しかしながらこの分子については発現ベクターを作成してウイルスベースで導入してもマウスES細胞やiPS細胞を間葉系に誘導する有効な効果は認められなかった。現在は他の候補分子について発現と機能の両面から解析を行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(28 results)